1本からでもセンス良く!忙しい毎日を彩る花の飾り方&長持ちのコツ

1本からでもセンス良く!忙しい毎日を彩る花の飾り方&長持ちのコツ

忙しい毎日でも「花のある暮らし」を送りたい人のために。1本からでも、花びんがなくても、飾りっぱなしでも楽しめる、センス良く見える花選びのポイントや飾り方のコツをご紹介します。

教えてくれたのは、花生師の岡本典子さん。メディアや展示会などでフラワーアレンジを手がけ、著書に『花生活のたね 四季を愉しむ花と緑のある暮らし』(エクスナレッジ)などがあります。

※この記事は雑誌『サンキュ!』2023年6月号の特集「そうだ、花を飾ろう」の内容を一部抜粋・掲載しています。

花を長持ちさせる「毎日のコツ」

お花を長く楽しむために、まずは基本的な毎日のお手入れ方法からご紹介します。

■ 水を替える
水を替えないとバクテリアが繁殖します。人間できれいな水を飲みたいように、花にもきれいな水を吸わせましょう。花びんのぬめりも洗い流して。

■ 切り口を新しくする
茎もぬめるので、水替えのときに茎のぬるぬるも洗い流し、1〜2cmほど切ってから花びんにさしましょう。水の吸い上げが良くなります。

センス良く生けるコツ

1本だけ飾るのは、実はカンタン

花は暮らしに自然の息吹を運んでくれるもの。「1本でも飾ってみると、空間も気持ちも変わりますよ」と岡本さん。あえて枝が曲がっている花を選んだり、単色でない花に注目したり、視点を変えるだけで1本でもサマになる花に出合えるようになります。

1本だけでも素敵なのは、こんなお花です。

一色じゃない子

よく見ると花の色がグラデーションになっている。そんな複色の花は、1本でも表情豊かです。

セリンセ

セリンセ

 

花が複数付いている子

枝分かれしているスプレー咲きの花は、1本でもボリュームがあります。葉っぱの様子も楽しんで。

パンジー

パンジー

曲がっている子

茎や枝がピーンと真っすぐより、曲がっている方が飾っているときに動きが出て、趣があります。

アリアム スネークボール

アリアム スネークボール

 

種類別に花びんを分けると、かわいさ倍増

花束をもらったとき、大きな花びんに飾るのはもちろん素敵。でも、ちょうどいい花びんがない場合は、コップなどに種類別に分けると簡単にかわいくまとまります。あちこちに置いてもいいし、トレーにいくつか並べるだけで、目を引くコーナーに!

花束をぜーんぶ出して種類別に並べ替えてみよう

種類別に分けると何の花があるのか一目瞭然になり、飾り方のイメージがつきます。花束の一部が先に枯れてしまった……なんてときにも、まだ元気な花を種類別に並べてから、小分けにして飾り直すのがおすすめです。

グリーンのスワッグならテクいらず

スワッグとは、花や葉を束ねた「壁飾り」のこと。リースよりも簡単に作れて、飾ったままドライフラワーにもできるから長く楽しめます。ポイントは花材選び。ドライフラワーになりやすい緑のものから、葉の形が違うタイプを数種類組み合わせてみましょう。

What to use ─準備するもの─

  • 真ん中に結び目を作った麻ひも
    1mくらいの麻ひもを半分に折り、真ん中に3〜5cmのループができるように、固く結びます。この麻ひもと輪ゴム2本を使って束ねます。
    ※ループは壁にかけるため
  • グリーンベースの花や枝5〜7種
    ドライフラワーになりやすい緑を選びましょう。今回はエリンジウムの花も混ぜ、5種類を計7本使用。葉の形がそれぞれ違うのがポイント。

■ スワッグの作り方

スワッグの作り方1
  1. 長い物は枝の長さが揃うように切る:枝が分かれているものは、それぞれ長さが揃うように切り分けます。参考までに今回のスワッグは、いちばん長く使ったグレビレアが約40cm、短く使ったエリンジウムがその半分強でした。
    スワッグの作り方2
  2. 利き手と反対の手で持ちながら利き手で花を重ねる:台の上に置いて束ねていきます。まずは長くてしっかりしたグレビレアの下1/3くらいの位置を持ち、次に長い姿で見せたいパラナムスを、やや短く。重ねる花材は目立つので、アクセントにエリンジウムの花をチョイス。
    スワッグの作り方3

    ひし形を意識して

  3. 中央に高さを出しながら、ひし形になるように重ねていく:途中、下の花材が隠れすぎないように細い葉のユーカリ ニッコリーをフワッとベールのように重ねて。
    スワッグの作り方4
  4. 輪ゴムで留めたあと、麻ひもで隠すように結わえる:ドライフラワーになると茎が細くなるので、手で持っていたあたりを輪ゴム2本でしっかり巻いて留めましょう。その後、裏返してループが写真の向きになるように麻ひもを巻きます。

編集部ボイス(まとめ)

忙しい毎日の中でも、お部屋に一輪の花やグリーンがあるだけで、不思議と心がほっと安らぎますよね。「センス良く飾る自信がない……」という方でも、おうちにあるコップを活用したり、1本だけお気に入りの花を飾ってみることから手軽に始められます。

花束の一部が傷んでしまっても、種類ごとに分けて飾り直したり、ドライフラワーになるスワッグにしたりと、形を変えて長く楽しめるアイデアも嬉しいポイント。ぜひお気に入りの飾り方を見つけて、心地よい「花のある暮らし」を楽しんでみてくださいね!

撮影/鮫島亜希子 花監修・スタイリスト/岡本典子 取材・文/石川理恵

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■執筆/サンキュ!編集部…今すぐできる素敵なくらしのアイデアを毎日発信中。お金の貯め方から、時短掃除、洗濯、料理作りなどの家事の知恵、インテリア&収納、ダイエットや美容、ファッションコーデ、マナー、暮らし方の提案まで幅広く情報をお届けします。
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