野菜の場合
小松菜は斜めに切って芯だけ取る

小松菜を料理するとき、根元を1~2cm切り落とすことが多いのではないでしょうか。根元には土が入り込んでいることがあり洗っても落ちにくいので、捨ててしまうことになりがち。とはいえ、少しもったいないですよね。
小松菜の根元も味には問題なく、食べようと思えば食べられます。土が落とせないのがストレスなら、根元のつながっている芯のような部分に斜めに切り込みを入れてみてください。切り落とし部分が2等辺三角形になるイメージです。

芯だけ切り落とすと、あとは少し手で引っぱるだけで簡単にバラバラになります。根元の土は水をかければ落とせるようになります。食べられる部分が増えてムダが減りますね。ホウレンソウなど、形状が似ている野菜は同じように切れます。
キュウリは輪切りより半月切り

キュウリを輪切りにすると困るのは、輪切りにしたキュウリがまな板から転がり落ちる場合があること。輪切りにされたキュウリは車輪のような形なので、切った勢いで転がりやすいのです。
真ん中で1度2等分したら半分に切ってみましょう(半月切り)。切ったキュウリが転がらなくなり、平面がまな板に接するので安定します。サラダなどは半月切りでも悪くないですよ。

太めの輪切りをしていたなら、乱切りもおすすめです。キュウリ本体を回しながら切るのでキュウリの円筒形をいかすことができ、テンポよく切れます。ニンジンなどの断面が円になる野菜も、乱切りにするとラクです。
カボチャは皮のほうからくぼみにそって切る

カボチャは硬くて切りづらく、指まで切ってしまいそうで緊張することも。切りづらい原因の1つは、カボチャが丸みを帯びた形をしているからです。切るときぐらつくのを片方の手で支えながら切らなくてはいけません。
この問題は、カボチャの断面を下にまな板にのせ、皮側から切れば解決します。平面が下になることで安定しやすくなり、一番硬い皮を先に切ってしまうことで後がラクになるのです。
カボチャの皮にはくぼみがあるので、多少不ぞろいになってもかまわないならそこに包丁の刃をあててください。刃がすべりにくくなり、切りやすいです。硬いので最初力を入れがちですが、軽く刃を入れた後は無理に力を入れず、包丁を前後にスライドさせながら少しずつ食い込ませていくと軽い力で切れます。
果物の場合
リンゴは薄く輪切り

リンゴを切るとき、芯の真上から縦に切ってくし形切りにするのが一般的ですね。そう切るのではなく、芯を横切るようにして横から切っていき薄く輪切りにするのもいいですよ。
薄く輪切りにした場合、芯は星の形に見えて愛らしいので、子どもに喜んでもらいやすいです。しかも、皮の部分が口にあたりにくいため皮ごと食べやすく、手で持ってかじると芯だけを残して食べられます。芯の部分を切り抜く手間が減り、食べられる部分が増えるという2つのメリットがあります。
キウイフルーツはくし形に

リンゴとは逆に、輪切りではなく、くし形に切ってみるといいのがキウイフルーツ。キウイは芯に近い箇所の甘みが少ないため、輪切りにすると甘くない端の部分が残されてしまいがちです。芯を分断するようにくし形に切ることで、甘みの少ない部分をほぼ均等に分散させることができます。
皮をつけたまま8等分のくし形に切り、あとで皮のすぐそばをかすめるように包丁をそわせると手に果汁がつきにくく、皮を薄くむくことが可能です。
いろいろな野菜・果物の一風変わった切り方を紹介しました。手間や食品ロスの削減にもつながるため、気になったものがあったら、気軽に試してみてくださいね。
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