【一生ものレシピ】きほんの梅シロップ

水や炭酸水で割って、大人も子どももゴクゴクいただきます。 夏の外出や庭仕事のときには水筒に入れて持ち歩き、水分と元気をチャージします。
●材料(作りやすい分量)
- 青梅:1kg
- 氷砂糖:1kg
- 酢:大さじ1
●下準備
・梅はサッと洗い、竹串でヘタを除く
梅のヘタは「生り口」と呼ばれています

・かぶるくらいの水に30分間つける
カビや傷みの原因になる虫やゴミが取り除かれます
●作り方
- 梅の水けを丁寧に拭き、フォークで3〜4カ所刺して穴をあけます。

- 消毒した保存瓶に梅と氷砂糖を3回くらいに分けて交互に入れ、酢を回し入れます。

- 直射日光の当たらない常温の場所におき、一日1回瓶を揺すります。
- 7〜10日間おいて梅を取り除き、鍋でひと煮立ちさせてから消毒した密閉保存瓶に入れます。氷砂糖が溶けたら飲めます。
保存の目安
常温で約半年保存可。瓶のふたを開けたら冷蔵室で保存してください。
MEMO
酢を入れると梅の味が早く濃く出るだけでなく、腐敗と発酵を防ぐ効果があります。この程度の分量なら酸っぱくはなりません。
【スパイスを効かせた】おとなの梅シロップ

●材料(作りやすい分量)
- 青梅:1kg
- 氷砂糖:1kg
- 酢:大さじ1
- クローブ:4〜5個
- シナモン(スティック状):1本
※薄切りにした国産レモン7〜8切れ(レモン1個分)を加えてもおいしいです。
●作り方
上記の「きほんの梅シロップ」と下準備・作り方は同じです。氷砂糖を入れるタイミングで、一緒にスパイス(クローブ・シナモン)やレモンを入れてください。
梅シロップの活用法
家族で飲み切ってしまうことが多いけれど、こんなアレンジも楽しめます。
かき氷にたらして梅フラッペに
フラッペとは仏語で、砕いた氷にリキュールなどの洋酒をトッピングしたもの。甘い+酸っぱい+シャリシャリ冷たい、クセになる組み合わせです。
みりん代わりの調味料に
梅は酸っぱいだけでなく、味に深みを出す「美味しさのかたまり」です。しょうゆ+みりんの照り焼き味で、みりんを梅シロップに置き換えてみましょう。
column:梅は大きい方が美味しい?
果肉の量に違いはありますが、小さな梅にもエキスはあります。梅からエキスを引き出すシロップや梅酒なら、小さな梅でもじゅうぶん美味しく作れますよ。
教えてくれた人
ワタナベマキさん
グラフィックデザイナーを経て料理家に。子どもの頃、祖母や母と梅干しを手作りして以来の梅愛好家。今は毎年およそ40キロの梅を和歌山や小田原、奈良などから取り寄せ、梅シロップや梅酒、梅干し作りを楽しむ。『ワタナベマキの梅料理』(NHK出版)など著書多数
編集部ボイス
ビンの中で氷砂糖が少しずつ溶けていく様子を毎日眺めるのも、梅しごとの愛おしい時間ですよね。出来上がった特製シロップを炭酸水で割ってゴクゴク飲めば、夏の暑さも吹き飛びそう!今年の夏は、手作りの梅シロップで家族みんなの元気をチャージしてみませんか?
監修・撮影/ワタナベマキ イラスト/酒井真織
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