自治体の分別ルール変更でピンチ!ごみ箱スペースをゼロから整えた話

自治体の分別ルール変更でピンチ!ごみ箱スペースをゼロから整えた話

地球にやさしい暮らしへの関心が高まる中、ごみの分別ルールを見直す自治体が増えています。海の汚れを防ぐのはもちろん、プラスチックの原料となる石油資源を大切に使い回していくことは、これからの私たちの暮らしを守ることにもつながります。今、「プラスチックは捨てるものから、資源としてリサイクルするもの」へと変化しているんです。

そして、自治体のごみの分別ルールが変わると直面するのが「家の中のごみ箱スペース」問題。今回は、整理収納アドバイザーの山岡さくらが、自治体のルールの変更を機に実際にごみ箱スペースを見直しながら整えていった試行錯誤の記録をご紹介します。

分別ルール変更で起きたこと

 

今までのごみ箱スペース

2026年4月から、住んでいる自治体のごみ分別ルールが変更されました。これまで「燃やすごみ」としてまとめて出していたものが、「燃やすごみ」と「プラスチックごみ」に分かれることに。

回収頻度も変わり

  • 燃やすごみ:週3回 → 週2回
  • プラスチックごみ:週1回(新設)

これまで不要だった「プラスチックごみを1週間ためておく場所」が必要になりました。これまでの分別に合わせたごみ箱スペースを見直す必要が出てきました。

燃やすごみはあえてそのまま

燃えるごみ

まず考えたのは、燃やすごみ用のごみ箱をどうするか。わが家では45Lのごみ箱を使っています。以前は週3回の回収でしたが、実際には2回で足りていたため、週2回になっても量の問題はありませんでした。プラスチックが分かれたことで、むしろ余裕ができたくらいです。

サイズを小さくすることも頭をよぎりましたが、まだ使えるごみ箱を手放すのはもったいないと感じ、そのまま使い続けることにしました。次に買い替える際は小さめのサイズを検討したいと思っています。

プラスチックごみの置き場問題

プラスチックごみ

一番悩んだのが、プラスチックごみの保管場所です。まずは1週間分ためてみたところ、大きめのレジ袋ひとつ分ほどになることが分かりました。

そこで、もともとペットボトル用に使っていたボックスに、プラスチックも一緒に入れることに。実際に入れてみると、ボックスの約3分の2がプラスチックで埋まる状態に。

残りのスペースにペットボトルを入れる形にしましたが、10日に1回程度交換するウォーターサーバーの空ボトルが大きく、それだけでいっぱいになってしまいます。

「家に置かない」という選択

ペットボトルについては、思い切って運用を変更。普段の消費量は週に3本ほどのため、スーパーの回収ボックスへ買い物ついでに持っていくことにしました。

家に置かないだけで、スペースの余裕が生まれます。ごみ箱を増やすのではなく、「家の外に出す仕組み」に変えたのがポイントです。

「買い方」も自然と変わった

今回の見直しで、もうひとつ変化がありました。それが、商品を選ぶときに「包装素材」を気にするようになったことです。プラスチックごみは週1回回収。1週間ためてみると、かさばることもあって思っていた以上にスペースが必要なことに気づきました。

同じような商品でも

  • 簡易包装のもの
  • 紙パッケージのもの

を選ぶだけで、ごみの量は大きく変わります。これまではあまり意識していなかった部分ですが、「ごみ箱に入れる未来」を想像するようになったことで、自然と選び方も変わっていきました。無理に減らそうとしなくても、仕組みが変わると行動も自然と変わるのだと感じています。

資源ごみと燃えないごみは同じボックス内で分ける

ビン・缶・燃えないごみ

これまで紙ごみを入れていたボックスは、用途を変更しました。ビン・缶(週1回)と、不燃ごみ(月2回)を入れるスペースとして活用しています。

燃えないごみはほとんど出ませんし、ビン・缶も少量なので、ひとつのボックス内で分けておけば十分対応できます。ごみ箱の数は増やさず、使い方でカバーする形にしました。

紙ごみの置き場は玄関に移動

紙ごみは玄関に

困ったのが、紙ごみの置き場です。これまで使っていたボックスを別用途に回したため、新たにスペースを確保する必要がありました。

チラシやDMをその場で仕分けして捨てられるように、小さめの紙ごみ用ごみ箱を設置していましたが、余っていたボックスに変更。紙ごみは外から持ち込むことがいちばん多いので、たまに家の中で出たときには玄関まで持っていくようにしました。一部は折りたたんで、生ごみ用として再利用もしています。

ルールが変わったら「仕組み」から見直す

ごみの分別ルールが変わると、今まで使いやすかった収納も一気に合わなくなります。そんな時は、無理に今の形を活かそうとするよりも、一度ゼロベースで見直すのがおすすめです。

  • ごみ箱を増やすのではなく、出し方を変える
  • 家に置かない選択をする
  • 用途を入れ替えて使う

こうした小さな工夫の積み重ねで、大きく変えなくても暮らしは整います。ごみ箱スペースに限らず収納は「完成形」ではなく、暮らしに合わせて変えていくもの。今回の見直しで、改めて実感しました。

 

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■執筆/山岡さくら…サンキュ!STYLEライター。元汚部屋出身で面倒なことは大嫌い。ラクするために片づけるずぼら整理収納アドバイザー&風水片づけコンサルタント。無印良品、ニトリ、100均、3COINSなどのシンプルでプチプラなアイテムを活用した収納を得意としている。

編集/サンキュ!編集部

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