ポイントは『置く場所』古堅純子さんに聞く、実はいちばん難しいキッチンの片づけ方

ポイントは『置く場所』古堅純子さんに聞く、実はいちばん難しいキッチンの片づけ方

5000軒以上の散らかる家を片づけてきた古堅純子さんのYouTubeチャンネル「週末ビフォーアフター」の収録現場でサンキュ!編集部M、Oが徹底取材。
キッチンは他の場所よりもアイテム数が多い上に、料理をスムーズに作るための動線も重要!片づけ難易度はラスボス級!

まずは片づかないキッチンの問題点を分析!

<密着したのは>
小船ゆみさん
夫と長男(8歳)、二男(5歳)、三男(1歳)と暮らす。春の育休復帰に向けて、家を片づけたい!と奮闘中。

小船家の場合 BEFORE

ココが問題1 床に直置き&ちょい置きが多発!

収納に入り切らない食材や調味料はワゴンに収納、それでもあふれる物は床に直置き。ワゴンのせいで、コンロの背後にある食器棚の右半分が使えないのがネック!
編集O「“開かずの間”ができてる~~~!」

ココが問題2 物がパンパンで取り出せない

どこの引き出しも、物でぎっしり。特にシンク下の引き出しには物が折り重なり、ゴミ袋は毎回掘り起こして使っている状況。
編集M「収納グッズがいっぱいあるけど、使えてない!?」

ココが問題3 背伸びするか、かがまないと物が取れない

つり戸棚と食器棚の上段は、踏み台を使わないと物が取り出せない。さらに、コンロ下の引き出しには、よく使う粉類や乾物食材が入っているので、調理中に何度もかがむ必要が……。

◆結論◆ 物が出し入れしにくいと片づかない!

物を置く場所を変えると片づく!

まず物を全て出しましょう!
さらに2つのルールで置くことで、脱・散らかるキッチンに!

コレで解決1 【火】【作業】【水】の3つのゾーンに分けて置く

【火】
フライパンや鍋、鍋ぶた、調味料、食材、油など火の調理に使う物

【作業】
お玉や菜箸、キッチンバサミ、料理を盛る食器類など

【水】
ボウルやザル、まな板、包丁、シンク周辺の掃除道具など

「火」はコンロ、「作業」はコンロとシンクの間の作業スペース、「水」はシンクを中心とした縦のラインのこと。背面を含めたU字で考えます。このライン上にそれぞれの作業に関連する物を置くと、作業中の横移動を減らすことができます。「各ゾーンに置く物は、家庭によって違います。例えば、米を炊いてよそって、残った分はすぐにラップして冷凍室に入れる人なら、炊飯器、茶碗、しゃもじ、ラップは同じ水のラインです」。

小船家の場合

【火】コンロ背面の食器棚をパントリーに!

食器棚が火のラインにあるので、左半分に食器を入れつつ、右半分はコンロまわりで使う調味料や食材を収納。

フライパンと調味料を中心に、趣味のお菓子作りに使うミトンも。

【作業】作業ゾーンが狭いので、超スタメンの細かな調理ツール類のみ!

【水】ボウルや水筒、計量カップ、ゴム手袋、洗剤など。

コレで解決2 「ゴールデンゾーン」 に置く!

ゴールデンゾーンとは、腰~頭までの上半身の範囲のこと。ストレスなく出し入れできる位置なので、よく使う物はマストでここへ。棚板もゴールデンゾーンを意識して調整すると◎。「家族によってゴールデンゾーンの位置や置く物が変わります。ママには少し低いけど子どもの手が届きやすい位置には、子どもがよく使う食器を置くなどして、大人と子どもの2つのゾーンに分けて考えると良いですよ」。

ココがゴールデンゾーンです!

捨てなくても超~使いやすいキッチン完成!

物が出し入れしやすくなり、調理時間がグッと短くなりました!作業場が広くなり、子どもたちのお手伝いが増えたことも、うれしいです(小船さん)

AFTER

<教えてくれた人>
古堅純子さん
幸せ住空間セラピスト。家事支援サービスから始まり、独自の古堅式メソッドを確立。テレビの出演も多数。
YouTubeチャンネル「週末ビフォーアフター」の登録者数は23.3万人(23年11月現在)

『物に囲まれてすっきり暮らす 景色を変える片づけ』(大和書房)

ひと回り小さくて内容はそのままの「ミニ版」も販売中!

■監修/古堅純子…幸せ住空間セラピスト・家事効率化支援アドバイザー。1970年、神奈川県横浜市生まれ。1998年に家事代行サービス会社に入り、掃除・片づけの道に。のちに独立し、のべ5000軒以上の家の掃除と片づけを手がけ「古堅式片づけ」のメソッドを確立。最愛の夫ヒロくんと大学生の息子2人の4人家族。

編集/サンキュ!編集部

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