スーパー主婦直伝「心がラクになる」40代からのモノの手放し方!

スーパー主婦直伝「心がラクになる」40代からのモノの手放し方!

忙しい40代だからこそ、暮らしを整えて心を軽く。
子育てや仕事、家事に追われて、何かとゆとりがなくなってしまいがちな40代。NHK「あさイチ」などにも出演のスーパー主婦・井田典子さんに、これからの人生を心地よく、心がラクになる「手放し方」のヒントを教えていただきました。

※この記事は雑誌『サンキュ!』2023年7月号の特集「大人の断捨離(R)のススメ」の内容を一部抜粋・掲載しています。

40代からの心がラクになる手放し方

 

「教育費がかかるときって、家の中の物量も増えますよね。私の40代はお金のやりくりと家事、育児であっぷあっぷ。ゆとりはゼロでした。

でも、その時期を乗り越えて身についた家事の筋力、“家事筋”は今の私の頼もしい味方です。

忙しさのまっただ中にいる皆さんには『その大変さはいずれあなたの力になるから頑張って!』と伝えたい。モノの取捨選択も片づけも、先送りにしないで今、やりましょう。悪戦苦闘の日々は、きっと将来のあなたをラクにしてくれるはずです」

教えてくれた人:整理収納アドバイザー 井田典子さん

NHK「あさイチ」など各媒体で“スーパー主婦”として活躍。講演や各家庭への片づけ訪問も行う。『今やるのが、いちばんハヤイ!人生が整う「小片づけ」』(主婦と生活社)など著書多数。

※2023年5月取材時点の情報です。

手放し方 1:「捨てる」のじゃなく、これからの人生に必要なモノを「選ぶ」

「捨てなきゃ」と思うと心苦しくなる人は「今後の人生で必要だと思うモノを選ぶ」と考えては?「選んだモノだけに囲まれた暮らしは気持ちがいいです」

大切なモノこそ、ぎゅっとコンパクトにして手の届く場所へ

家族の思い出は、ダイニングテーブル横にある収納庫に集結。「思い出を箱にしまい込んだら最後、ほぼ見ません。気軽に見返せるように数も絞りました」

思い出の品は1/10に厳選。重いアルバムは誰も見ないから

ピンボケや顔が切れている写真は外すなどして写真を選び直し、ポケットアルバムに移し替え。「3人の子どもたちそれぞれのベストアルバムを作りました」

家計簿は結婚1年目の1冊だけ残すことに。「原点」さえあれば十分

40年前の結婚以来、欠かさず毎年同じ家計簿をつけている井田さん。「家計簿も日記も、取っておくのは結婚1年目の1冊だけ。初心を忘れないように」

手放し方 2:大切なのは「モノの循環」。「枠」の中で新旧交代を

モノも情報も「ここに入るだけ」と入れ物の「枠」を決め、それ以上増やさないように。「新しく 1 つ入れたら、今、枠内にある 1 つを出して。入れ替えが肝心です」

切り抜いたレシピはファイル1冊分だけにして中を更新する

料理レシピファイルは20年間同じ1冊。「保存するのは作っておいしかったレシピのみ。新しいレシピを入れたらもう作らないレシピは処分し、常に最新に」

本も食材も「入りきらない」ときこそ中を見直すサイン

収納の枠を決めると「もうこれ以上入らない」のが一目瞭然で、それが中身を見直すタイミングに。「夫も『入らないなら』と大量の古本を手放してくれました」

手放し方 3:あとあと手間だから捨てやすくしまう

家にモノが入ってきたら、出す=捨てるときのことを考えて収納すると後がラク。「それだけで処分を面倒に感じる気持ちが軽くなり、捨てやすくなります」

年賀状は背にテープを貼るだけにして、ファイルには入れない

年賀状をポケットファイルに1枚ずつ入れると、出すのが面倒で捨てづらいので、まとめて背にテープを貼るだけに。保管は3年分のみです。

おもちゃの大きな箱は、ラベルだけ切り取って早々に処分

「おもちゃの外箱ってやたら派手で大きい」。そこで手持ちの缶や箱に中身を移し替え、蓋に外箱のラベルの一部だけペタリ。「これだとわかりやすくて孫も進んで片づけます」

ゴミ箱に「収集日」も貼ったら夫が進んでゴミ出しするように

ゴミ箱に分別シールを貼るときは、「何曜日に出すゴミか」がわかるよう曜日も記入。「これだと“パッと見”でゴミ収集日がわかるので、家族も協力しやすいんです」

手放し方 4:ゴミになっても心が痛まないモノを使う

「処分するとき、かさばって捨てづらいモノや環境に負荷をかけるモノは避けます」。何かが必要になったら「今家にあるものを再利用できない?」から考えて

プラ素材より、なるべく自然素材のモノを愛用

「身の回りから脱プラスチック、と思い、自然素材のモノを選ぶようにしています」。食器洗いスポンジは庭で育てたヘチマ、歯ブラシは柄が竹のモノを愛用しています。

収納グッズは「あるモノ」をとことん活用。やたら買わない

場所を仕切る収納グッズは新しく買わず、今あるモノを組み合わせて工夫。「中身を厳選すれば収納は必ず余るんです。便利だからと安易に買い足しません」

牛乳パックは仕切りに再利用すると便利!

浅めの引き出しを仕切るとき便利なのが牛乳パック。洗って乾かしたら上部の注ぎ口を切り落とし、縦の1辺を切って開いて底は斜めにカット。これを2つ用意。内側が表になるように折ったら2つを重ね、引き出しの長さに合う位置でホチキス留めしたら完成です。

編集部ボイス

「捨てる」ではなく「必要なモノを選ぶ」、そしてあらかじめ「枠」を決めて新旧交代させるなど、すぐに真似できる素敵なアイデアがたくさんありましたね。井田さんの「悪戦苦闘の日々は、きっと将来のあなたをラクにしてくれる」という温かいエールには、思わず胸がジーンとします。

そんな井田さんが切なく、悩ましい思いをしたのが実家の片づけ。そのことについても詳しく語ってくれています。

親を傷つけずにすっきり!実家の片づけに効く3つの声かけ>>

また、人生の次のステージへ進んだ先輩たちの断捨離エピソードは、ほかにもあるので。あわせてチェックしてみてくださいね!

【大人の断捨離】家も心もスッキリ!やましたひでこさんに学ぶ大人の断捨離(R)>>

【大人の断捨】更年期前の捨て活!50代からの大人の断捨離(R)術>>

撮影/林ひろし 構成/竹下美穂子 取材・文/宇野津暢子

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