【捨てるの待った!】プランターで大きく育てるカンタン土栽培術

【捨てるの待った!】プランターで大きく育てるカンタン土栽培術

野菜の切れ端や、芽が出たイモをプランターで大きく育てる「土栽培(リボベジ)」。今回は農業コンサルタントの宮崎大輔さんに、初心者でも失敗しない基本の手順と、夏から育てるのにおすすめの野菜を教えてもらいました。

※この記事は雑誌『サンキュ!』2023年7月号の特集「食費を上げない!」の内容を一部抜粋・掲載しています。

少しだけ使いたい野菜を“リボベジ”すれば、節約効果大!

リボベジ

“リボベジ”のいいところは、種や苗を買う必要がなく、もしうまく育たなくても、野菜を使うたびに切れ端が出るので、気軽に再チャレンジできること。家庭菜園をやったことがない人でも安心です。

料理のとき少量しか使わないけど、買うとちょっと高価な香草や薬味に使う野菜を自宅で栽培すれば、いつでも必要分だけ収穫できるので、節約に役立ちます。

水だけで簡単、水耕栽培はこちら

 

土に植えてしっかり育てる!土栽培(葉物)の基本の手順

プランター
※ほうれん草や小松菜、クレソンなどの葉物、ミント、バジルなどの香草の場合。
  • 1. 水につける
    プラコップなどに水を入れ、野菜の根元から2〜3cm上で切り落としたもの(または茎の先端)をつける。 水の量は、根元(茎)が1〜2cmつかるくらい。水は毎日交換し、根や葉が伸びてくるまでこのまま育てる。
  • 2. 容器と培養土を準備する
    プランター(または鉢)、野菜用の培養土、鉢底石を用意。 プランターの底に鉢底石を敷き詰め、その上に培養土を入れる。土の量は、プランターの9割程度に。培養土には肥料が含まれているので、肥料は加えなくてOK。
  • 3. 土に植える
    1の根が3〜5cm程度に伸びたら、株の間隔をあけて根元が土に埋まるように植え、底から水が出るくらいまで全体的に水やりする。 その後、日当たりのいい場所に置く。水やりの目安は、土の表面が乾いてから、たっぷりと。
  • 4. 収穫する
    植えて1カ月たったら追肥を。 茎、葉が伸びてきて、市販の野菜よりも少し小ぶりくらいまでに育ったら、根元の部分を残し、ハサミなどでカットして収穫する。花が咲いてきたり(植物によって異なる)、茎、葉が枯れてきたら収穫終了。

芽が出たイモから増やす:ジャガイモ

収穫までの期間

約4ヵ月

栽培のコツ

芽が伸びたジャガイモを土に植えるだけ。日光が不足すると大きく育たないので、日当たりのいい場所に置いて。植える時期は8月下旬がベスト。

ステップ1

土に植える 高さがあるプランターに鉢底石、培養土を入れ、ジャガイモの芽がたくさん出ているほうを上にして、深さ3cmに植える。株の間隔は20cm程度。

ステップ2

芽を減らす 植えてから2〜3週間後、1つのイモから5〜6本の芽が出てくる。イモをより大きく育てるには、その芽の中で大きく育った3本だけ残して、ほかの芽は抜き取る。

ステップ3

土寄せをする 新しいイモは、最初に植えたイモの上にできるので、芽を減らしたあと、元肥入りの培養土を上から足す。植えてから1カ月過ぎたら、追肥する。

ステップ4

収穫する 伸びた葉が半分以上枯れてきたら、収穫可能の目安。土の中を掘り起こし、イモを収穫する。1株から何個も収穫できるので、奥のほうまで掘り起こす。

 

教えてくれた人:宮崎大輔さん

農業コンサルタント。  19年に農業コンサルティング企業「イチゴテック」を創業。YouTubeで、幅広い植物に関する情報を発信し、チャンネル登録者数は18万人超!最新著書は、「キッチンからはじめる!日本一カンタンな家庭菜園の入門本 おうち野菜づくり」(KADOKAWA)

まとめ

普段なら捨ててしまう野菜の切れ端から、こんなに簡単に新しい葉や実が育つなんてワクワクしますよね!

種や苗を買わずに始められて、失敗してもまたすぐ次の切れ端でトライできるのがリボベジの最大の魅力。ちょっとした薬味や彩りが欲しいときに、キッチンやベランダからサッと収穫できれば、お財布にも優しく料理のモチベーションもアップします。

おうちの小さなエコ&節約習慣として、ぜひ今日から手軽にスタートしてみませんか?

水栽培のリボベジも紹介しているので、合わせてお読みください

【捨てるの待った!】野菜の切れ端で食費を浮かすカンタン再生栽培術

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