あさりの薬膳パワー

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薬膳では、あさりは「血(けつ)」を補い、体に潤いと栄養を届ける食材とされています。血は、全身に酸素や栄養を運ぶだけでなく、心の安定やエネルギー維持にも深く関わると考えます。
この「血」が不足すると、
・疲れやすい
・めまいや立ちくらみ
・集中力の低下
・気分の落ち込み
といった症状が出やすくなるんです。
さらに、現代女性は食事の偏りやストレスなどにより、血を作るのに必要な栄養が不足しやすい傾向があります。
あさりには、鉄やビタミンB12、亜鉛など、回復力を支える栄養が含まれており、「回復できる体」の土台づくりを助けてくれる食材です。
なぜ今「あさり」なのか?梅雨前の不調に効く理由

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この時期にあさりをおすすめする理由が、もうひとつあります。それは「湿気」による不調です。
梅雨に向かう時期は、体の中に余分な水分が溜まりやすくなり、だるさやむくみ、食欲不振が起こりやすくなります。
あさりは、体に必要な栄養を補いながら、水分代謝もサポートしてくれるため「重だるさ」と「エネルギー不足」の両方にアプローチできます。
薬膳効果UPおすすめの食べ合わせ

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あさりと柑橘(レモンなど) 鉄の吸収率を高める
鉄は体に吸収されにくい栄養素ですが、ビタミンCと一緒に摂ることで吸収率が上がります。仕上げにレモンを少し絞るだけで、効率よく栄養を取り込むことができます。さっぱりとした味わいで、食欲がないときにも取り入れやすい組み合わせです。
あさりとねぎ・生姜 巡りを促し、冷え対策に
鉄を補っても、巡りが悪いと全身に届きにくくなります。ねぎや生姜は体を温め、血流を良くする食材。あさりの酒蒸しに加えるだけで、回復力がさらに高まります。冷えやすい方には特におすすめです。
あさりと味噌 胃腸を整えながら吸収力アップ
定番のあさりの味噌汁は、実はとても理にかなった組み合わせです。味噌は発酵食品で、胃腸の働きを整え、栄養の吸収をサポートします。胃腸が弱っていると、せっかくの栄養も活かしきれません。疲れているときほど、この組み合わせが効果的です。
美味しい旬の食材で体の内側から整えて
「疲れているのに回復しない」とき、多くの人は休み方や睡眠に目を向けます。それも大切ですが、同時に見直したいのが「体を整える材料」です。
あさりは、
・血を補う
・エネルギーの土台をつくる
・だるさとむくみを同時にケアする
という、この時期に必要な要素をバランスよく補ってくれる食材です。
なんとなく不調が続くときこそ、無理に頑張るのではなく「回復できる体」をつくることが大切です。美味しい旬の食材で体の内側から整えてみましょう。
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