我慢の節約はもう終わり!「鶏むね・豆腐・卵」の3大食材を劇的に美味しくするプロの格上げ技
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我慢の節約はもう終わり!「鶏むね・豆腐・卵」の3大食材を劇的に美味しくするプロの格上げ技

食費は抑えたいけれど、食卓の満足度は下げたくない。そんなときに心強い味方になってくれるのが、鶏むね肉・豆腐・卵の3大節約食材です。

パサつきや味のぼやけを防げば、節約食材でも満足感のある一品になります。

元コックで家事代行の現場も経験してきた髙橋彩乃が、安い食材の格上げテクを紹介します。

安い食材は扱い方で満足度が変わる

節約料理というと、安い食材を選ぶことに意識が向きがちです。もちろん食材選びも大切ですが、満足度を上げるには、その食材をどう扱うかも重要です。

同じ鶏むね肉でも、切り方や下味を変えるだけで、パサつきにくくしっとり仕上がります。豆腐は水切りして焼き色をつけると、ただの副菜ではなく満足感のある一品に。卵も火の入れ方を少し意識するだけで、ふわとろ感や香ばしさが出ます。

高い食材を買い足さなくても、切り方・下処理・火入れを変えるだけで、いつもの食材の印象は変えられます。

鶏むね肉は“切り方と下味”で別物になる

鶏むね肉は節約中の強い味方ですが、パサつきやすいのが難点です。原因は加熱しすぎだけではありません。切り方や下味のつけ方によっても、仕上がりのやわらかさは変わります。

鶏むね肉を繊維に対して垂直に切っている

まず意識したいのは、繊維を断つように切ることです。鶏むね肉には繊維の向きがあり、繊維に沿って切るとかたく感じやすくなります。そぎ切りにして繊維を断つと、歯切れがよくなり、食べたときの印象がやわらかくなります。

食品用重曹

炭酸水素ナトリウムは重曹の別名。ドラッグストアで売ってます。

さらにしっとり仕上げたい場合は、ブライン液や重曹(ドラッグストア等で買える食品用のもの)を使った下処理も有効です。

重曹を使う場合は、入れすぎると独特の風味が出るため、ごく少量にとどめるのがポイントです。必ず食品用の重曹を使い、量を守って取り入れてください。

鶏むね肉のチキンソテー

鶏むね肉は、ソテー、唐揚げ、チキン南蛮風、タンドリーチキン風などに使いやすい食材です。切り方と下味を工夫するだけで、安い肉でも満足感のあるメイン料理になります。

豆腐は“焼く・崩す・水切り”で使い分ける

豆腐ハンバーグ

豆腐は価格が安定した節約の味方ですが、そのままでは水っぽく味がぼやけがち。そこでおすすめするのが「水切り・焼く・崩す」の3段活用です。

まずはレンジ等でしっかり「水切り」を。これだけで調味料の薄まりを防げます。

メインに格上げするなら、片栗粉をまぶして焼く、豆腐ステーキがイチオシ。しょうゆやみりんを使った甘辛だれを絡めると、ご飯にも合う一品に仕上がります。

さらに、豆腐を崩してひき肉に混ぜれば、ハンバーグのヘルシーなかさ増しに。

我が家の定番は子供が好きなチーズonトマトソースですが他にも照り焼きだれやおろしポン酢など、味付けを変えれば飽きにくいのも魅力です。

豆腐そぼろは、崩した豆腐を炒めて味付けするだけなので、忙しい日にも作りやすいメニューです。

扱い方を少し変えるだけで、豆腐は副菜から主菜まで食卓の満足度を賢く底上げしてくれますよ。

卵は“火入れ”でごちそうになる

牛筋カレーに卵がのっている

卵は常備しやすく節約にも頼れる食材ですが、火の入れ方ひとつでごちそうに格上げできます。プロが教えるのは、仕上がりに差がつく3つの火入れです。

まずオムレツなどふんわり仕上げたいときは、弱火〜中火でゆっくり加熱し、早めに火を止めて余熱を使うのがコツ。卵液に少量の牛乳を加えると、よりやさしい食感になります。

一方で、卵焼きや炒めものは、あえて軽く焼き色をつけることで香ばしさが加わり、風味豊かな一品に。

さらに、外食気分を味わえる温泉卵も、実は60度のお湯に冷蔵庫から出したての卵を10〜12分ほど浸けておくだけで簡単に作れます。

火入れを少し意識して、半熟・ふわとろ・焼き色を使い分けるだけで、いつもの卵料理の満足度が劇的にアップしますよ。

安い食材こそ“ひと手間”で差が出る

鶏むね肉、豆腐、卵は、どれも節約の強い味方。

むね肉は繊維を断って下味をつけ、豆腐は水切りして焼き・崩しを使い分け、卵は火入れを意識する。どれもほんの少し扱い方を変えるだけの、難しいテクニックではありません。

節約料理は、我慢ばかりの料理ではありません。身近な食材をおいしく見せる工夫さえあれば、食費を賢く抑えながら、家族みんなが笑顔になる大満足の食卓が叶いますよ。

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※IHクッキングヒーターをご使用の場合は、説明書を確認し、指定の油量を必ず守って調理してください。

■執筆/髙橋彩乃…サンキュ!Styleライター。家事代行店の経営経験を持つ"家事のプロ"。現在は軽度知的障害を持つ息子(夫の連れ子)を育てる、ステップファミリーの母として奮闘中。元コックでもあるプロの技術を生かして、時短×節約×丁寧な暮らしの最適解を模索中です!

編集/サンキュ!編集部

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