掃除は汚れてからやるほど大変になる

出典:写真AC
掃除に時間がかかる原因は、汚れてからまとめてやろうとすることです。
コンロの油汚れやシンクの水アカは、ついた直後ならサッと拭くだけで落ちることが多いです。しかし数日そのままにすると、こびりついて落とすのに時間がかかります。
家事代行の現場でも、汚れが溜まった状態からの掃除は時間も体力も必要でした。一方で、キレイな状態が保たれている家庭は、特別な掃除時間を長く取っているというより、汚れが軽いうちに少しずつ対処している印象があります。
掃除をラクにするには、汚れてから頑張るのではなく、汚れが軽いうちに終わらせることが大切です。
①「汚れる前に対処」へシフトする

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汚れは、時間が経てば経つほど落ちにくくなります。
日々の掃除をラクにするには、短時間で終わることだけをその場で済ませるのがコツです。
たとえば、次のようなことなら数十秒から1分程度でできます。
・コンロまわりは夕食後に油汚れ用シートで拭く
・電子レンジは使用後にふきんで軽く拭く
・お風呂は出る前に壁や床を流す
・洗面台は使ったあとに水滴を残さない
・キッチンの床や脱衣所はフローリングワイパーをかける
完璧に掃除しようとする必要はありません。すぐできる範囲だけを続けることで、汚れがこびりつくのを防げます。
この方法を続けると、まとめて掃除しなければならない状態になりにくくなります。年末の大掃除や休日のまとめ掃除が負担に感じる人ほど、日々の小さな対処が効果的です。
②ついで掃除・ながら掃除を生活に組み込む

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掃除を続けるには、わざわざ時間を取らないことも大切です。
掃除のためにわざわざ時間を生み出そうとするのは、忙しい毎日では至難の業。仕事や育児に追われる日ほど、「あとでやろう」と後回しになりがちです。
そこで味方にしたいのが、日常の動線に溶け込ませる“ついで掃除”や“ながら掃除”。すでにある習慣に少しだけプラスする感覚なら、まとまった時間を確保する必要もありません。
たとえば、次のような方法です。
・歯磨きをしながら洗面台を拭く
・お湯が沸くまでの間にキッチン棚を拭く
・食器洗いのついでにシンクやスポンジ入れを洗う
・テレビを見ながらテレビ台のほこりを取る
・ドライヤー前に床の髪の毛を取る
どれも特別な準備は必要ありません。すでにしている行動に組み込むだけなので、続けやすくなります。
掃除をイベントのように構えるのではなく、生活の流れの一部にする。これだけで、掃除の負担はかなり軽くなります。
掃除は頑張るより仕組みにすると続きやすい

掃除がしんどくなるのは、汚れてからまとめてやる前提になっているからです。汚れが溜まった状態から一気に片づけようとすると、時間も手間もかかります。
汚れが軽いうちにサッと対処する。歯磨き中やお湯待ちの時間など、生活のついでに、何かをしながら少し整える。
この2つを意識するだけで、まとまった掃除時間を減らしやすくなります。
掃除は時間を取って頑張るものではなく、日常の中に自然と組み込んでいくもの。この「仕組み」に変えるだけで家事のしんどさはだいぶ軽くなり、無理なくキレイな状態を保てるようになりますよ。