頑張りすぎずに続けられる65点の暮らしを目指しています
ミニマリストブームで気づいた、我が家の適量
マイホーム購入時は物が少なかったものの、長女の誕生で一気に物量が増加したそうです。「当時のミニマリストブームに乗って服を減らしたら、全然楽しくなくて。ただ数を減らすのではなく、自分にとって心地いい量が一番なんだと気づきました」
SNSの「100点満点」に疲れて見つけた合格点
その後、子どもの成長記録を兼ねてインスタを開始。よそのお宅の映え写真に圧倒され、「こんな100点満点の状態をキープするのはムリ!」と意気消沈してしまったこともあったそうです。
そんなとき仕事仲間から「何点の暮らしを求めているの?」と聞かれたのが、現在の“65点の暮らし”を目指すきっかけとなりました。「いつもすっきり片づいた100点はムリだけど、50点は少し低い。頑張りすぎずに続けられる65点くらいが、私にはちょうどいい暮らしの指標です」
プロフィール

ハギヤマジュンコさん
(大阪府在住・46歳)
- 夫(45歳)、長女(11歳)
- パート勤務
House Data
- 持ち家一戸建て
- 3LDK+S(106m2)
- 築13年
※取材当時
4匹の愛犬のために床には何もない状態をキープ

愛犬の誤飲を防ぐためにも、床に何も置かないのがルール。「床など面積の広い部分に物がないと、すっきり整って見える効果も!」
一時置きは床に置かない&置きっぱなしが朝までならOK

帰宅後の上着をダイニングのイスの背に掛けるのはOK。ただし、あくまで一時置きなので、そこが永遠の置き場にならないよう注意
集めたい物は専用の置き場をつくって、そこで管理

家族みんなが好きな漫画は制限せず、持ち方をくふう。人目に触れない2階に大きな本棚を造りつけ、そこで一括収納しているそうです。
【収納のくふう】飾るようにおく「全部見せ」で散らからない&探さない
大好きな食器は見せる収納で、愛でる楽しさと使いやすさを両立

キッチンの背面の棚は扉で隠すこともできますが、あえて開けっぱなしに。並んだ食器はどれも普段使いのお気に入りばかり。眺める楽しさと、すぐ出し入れできる便利さを両立
柄を見せたい皿は壁に飾りながら使う

色や柄が素敵な皿は、ダイニングわきの壁にアート感覚でディスプレイしているハギヤマさん。「ただ飾るだけでなく、『このおやつはこのお皿が合うね』と、日常使いすることも」
デザイン性の高いアイテムを選べば、出しっぱなしでも絵になる

洗った後の食器がそのままでもサマになる、竹製の水切りかご。

コンロまわりにツールや調味料が出ていても、色や素材を限定すれば見た目がうるさくありません
【物を増やさないくふう】増えがちな物は要・不要の判断基準&処分のタイミングを明確にする
大切な服は手入れをして親子で着倒す

少々高価でも、良質な服を手入れしながら長く着るのがモットー。「娘も背が伸び、私のお下がりを着られるように。服が増えたら娘に譲り、全体量をコントロールしています」
服を売りやすいタイミングで、不用品をまとめてメルカリに出品

不用品が出るたびにメルカリに出品するのは面倒なので、夏物や冬物など季節に合わせた服を売るタイミングで、服以外の不用品も一気に出品。「梱包グッズも常備しています」
処分に迷う物はボックスにまとめ、半年後にジャッジ

使用頻度が少ない物や好みじゃなくなった物はボックスに一時保管。「自分の〝好き〟は変わるので、迷うときはムリに手放さず、いったん時間をおいてから判断します」
プチ模様替えで今ある物を循環させる

飾りたい雑貨がたくさんあるので、季節や気分に合わせて、雑貨の置き場所や組み合わせを変えてプチ模様替え。手持ちの物を循環させることで、買いたい気持ちをセーブできているそうです。
100点じゃなくていい!「65点」の仕組みづくりで毎日をもっと軽やかに
日常を心地よく回すための「暮らしのくふう」は、決して完璧を目指すことではありません。自分を苦しめないマイルールや仕組みをつくることこそが、本当に持続可能な片づけ術。100点満点を目指して疲れてしまう前に、みなさんも自分を労る「ちょうどいい合格点」を見つけてみませんか?
撮影/天野良子・有馬秀星・市原慶子・大森忠明・片岡祥・川上明子・キムアルム・桑名晴香・清永洋・髙杉純・林ひろし 構成・文/鹿島由紀子
※掲載した名前、年齢、職業、住居形態、家計などは、22年1月号~ 25年9月号の『サンキュ!』誌面に掲載された当時の情報をもとに転載、再編集しています。内容は取材当時の情報であり、現在とは変わっていることがあります。
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