子どもが自分の欲求に気づけるようにやりとりをする
簡単な単語や指差しで答えられる質問を。

1・2歳は、欲求を自分からうまく伝えられないので、おうちのかたから働きかけた方がよいでしょう。そのとき、「なあに?」「どうして?」といった質問をすると、単語などで答えられないお子さんは、さらに混乱することがあります。
「何か食べたいの?」「どっちにする?」「これがいいの?」と具体的な質問をすれば、お子さんは自分の気持ちを整理しやすくなるでしょう。また、「これかな?」と聞いて首を振ったら、「じゃあこれかな?」など、楽しくやりとりすることを心がけましょう。
「イヤイヤ」があまり出ないお子さんでも、表情などで何かを訴えている場合があります。同じように質問をして、お子さんの気持ちを引き出しましょう。
お子さんの気持ちを引き出すコツは、お子さんが簡単な単語や指差しで答えたり、YES/NOの2択で答えたりできる質問をすることです。
欲求を伝える手本を見せて子どもの表現を受け止める
ふだんのやりとりにひと工夫を。

お子さんの気持ちを引き出すやりとりに、遊びの要素を入れてみましょう。遊びながら気持ちを表現するうちに、少しずつ日常でも「イヤイヤ」ではなく自分の気持ちを伝えられるようになります。
お子さんは自分の欲求に気づいても、どう伝えたらいいのかわからないことがあります。そんなときは、おうちのかたが手本を見せるといいでしょう。
「イヤイヤ」に正面から向き合うのではなく、お子さんの気持ちを代弁したり、共感したりすることで、まずはお子さんの気持ちを落ち着けることが大切です。
- 遊びで気持ちを伝える練習を

電話を使ってもしもし遊びをしたり、ぬいぐるみを介して話しかけたりするうちに、どう表現すれば自分の気持ちを伝えられるのか、少しずつわかってきます。イヤイヤモードのときにも、お子さんの気持ちが切り替わりやすくなるでしょう。
- 伝え方の手本を見せる
例えばお友だちのおもちゃがほしくなったとき、どうすれば手に入れられるのか、子どもはわかりません。おうちのかたが手本を見せて伝えるといいでしょう。

(お母さん)「このおもちゃ貸してくれる?」
- 共感や代弁をする

お子さんが「まだ寝たくない!」などと言うときに、「何で?」と聞くとかえって混乱することも。「そうだよね、まだ遊びたいんだよね」などと共感したり、気持ちを代弁したりすることで、気持ちが落ち着くことがあります。
とはいえ、うまくいかないときもあります!
体調が悪かったり、甘えたかったりするときは、これらのサポートがうまくいかないこともあります。お子さんのエネルギーに振り回されるのは大変ですが、そういったおうちのかたとのやりとりも、親子の絆きずなを深めてくれます。3歳を過ぎて言葉で表現する力がつけば、ぐんとラクになりますよ!
※取材時の情報です。
参照:〈こどもちゃれんじ〉