「自分しか知らない情報」は、思ったより多い

年齢を重ねるにつれて、管理する情報の量は自然と増えていきます。じつは私自身、まだ完璧には整理できていません。使っていない銀行口座を少しずつ解約して整理している途中です。
それでも少しずつ手をつけているのが、IDやパスワードの管理です。ただリストにするだけでなく、「このサービスは退会してほしい」「このアプリは削除してほしい」という希望も一緒に書き添えるようにしています。自分でネットショップを運営しているので、万一のときにお客様に迷惑をかけないよう、お金が絡むものについては最優先で情報を残すようにしています。
NISA口座については「ここに口座があるよ」と夫に伝えてあります。保険についても同様で、加入していても家族が存在を知らなければ、いざというとき請求できないケースもあります。「自分がわかっているから大丈夫」ではなく、家族も把握できる状態にしておくことが大切だと感じています。
目指すのは「完璧な終活」じゃなく「探し回らない状態」

目指すのは完璧に整理されたファイルを作ることではありません。整理収納でも、自分しかわからない収納は管理しにくくなります。これは情報も同じで、大事なのは「どこを見ればわかるか」を家族と共有しておくことだと思っています。
まず取り組みたいのは、この3つです。
- 重要書類を一カ所にまとめる
- 保険や口座の情報をざっくり一覧にする
- IDやパスワードの保管場所を家族に伝えておく
全部を細かく整理しきれなくてもいい。「探し回らなくていい状態」を作るだけで、いざというときの負担はかなり変わります。それは同時に、今の暮らし自体をラクにすることにもつながるはずです。
じつは親世代の問題でもある

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自分のことを考え始めると、自然と親世代のことも気になってきます。私の親は、「何かあったらこれを確認して」と、私宛ての文書をPCに保存してあると教えてくれました。まだ中身は見ていませんが、伝えようとしてくれていること自体が大事だと感じました。
通帳や保険証書だけでなく、スマホやネットサービスの情報まで整理が必要な時代になっています。だからこそ、むずかしく考えすぎず、まず家族に伝えるところから始めてもいいのかもしれません。
プレ終活は、未来の自分と家族を助ける整理
終活という言葉には、どうしても身構えてしまいます。でも40代からのプレ終活は、「人生の終わりに備える作業」というより、今と未来の暮らしをラクにするための仕組みづくりだと思っています。
モノを持ちすぎないことも大切ですが、これからは目に見えない資産やアカウントを抱え込みすぎないことも同じくらい大事。私自身、まだ片づけの途中ですが、「ここを見れば家族全員がわかる」という状態を少しずつ作っていくだけで、不思議と安心感があります。
大切な人のために。まずは、できるところから「見える化」を始めてみませんか。
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