1.【買いすぎを防ぐ】フードロスを出さず、食費のムダを減らす

出典:写真AC
値上げ対策というと、少しでも安い商品を探すことに目が向きがちです。しかし、筆者がまず意識しているのが「買ったものをムダにしない」ことです。
・買い物前に冷蔵庫の中身をチェック
わが家では、買い物に出る前に冷蔵庫の中をスマホで撮影しています。
買い物中に写真を確認すれば、同じものを買ってしまう「重複買い」や、家にあることを忘れて買い足すことを防ぎやすくなります。
時間に余裕があるときは、買い物メモにまとめてから出かけますが、毎回きっちり準備できるとは限りません。そんなときでも「写真を撮る」というひと手間なら、忙しい日にも取り入れやすいと感じています。
・「まとめ買い=節約」とは限らない
節約術として「買い物の回数を減らして、まとめ買いする方法」が紹介されることもあります。しかし、まとめ買いがすべての家庭に合うとは限りません。
一度にたくさん買うことで、必要以上に買ってしまったり、食材を使い切れずに余らせたりすることもあります。特に、買った食材を小分けにして冷凍保存したり、計画的に使い切るのが苦手な場合は、まとめ買いそのものがフードロスにつながる可能性も。
わが家は、週2〜3回程度の買い物がちょうどいいと感じています。大切なのは、買い物の回数よりも「自分の家庭で食べきれる量を買うこと」。
安いからと多めに買うのではなく、使い切れる量を見極めることも、値上げ時代の食費管理では大切だと考えています。
2.【値上げに振り回されない】「安いから」ではなく「必要だから」で買う

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値上げが続くと、「少しでも安いものを」と考えがちです。
わが家では、価格だけでなく「これはわが家にとって必要か?」を基準に買うものを決めています。
例えば、安くても外国産の冷凍野菜や、炭水化物に偏りがちな加工食品・お菓子などは、あえて選ばないことがあります。
ハムやベーコン、パンなども、原材料表示を確認。安さだけを優先せず、原材料ができるだけシンプルで、何が使われているか分かりやすいものを選んでいます。多少高くても、ここは削りません。
一方で、国産の野菜や肉、魚、果物、国産大豆を使った加工食品などは、値上がりしていても必要に応じて購入します。「国産だから必ず安心」とは考えていませんが、国内の生産者を応援する意味も込めて、できる範囲で国産を選んでいます。
「高いものを選ぶ」というより、自分たちが必要だと思うものにお金を使う。
値上げをきっかけに買うものを見直すことはあっても、必要なものまでがまんしすぎない。価格に振り回されず、自分たちなりの基準でお金を使うことを意識しています。
3.【物価上昇に負けない】インデックス投資でお金にも働いてもらう

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2026年8月の消費者物価指数【総務省】(暮らしに必要なモノやサービスの価格が、どのくらい変わったかを示す数字)を見ると、食料品全体(生鮮食品を含む)は前年同月より3.1%上昇しています。
単純計算すると、毎月の食費が6万円なら、3%増えることで、「全く同じものを買っていても1,800円増える」ということになります。「最近、食べ物が高くなったな」と感じるのも納得ですよね。
・「節約」だけでなく、お金も育てる
もし食料品の価格が毎年3%ずつ上がるとしたら、今と同じ生活を続けるためにも、将来は今より多くのお金が必要になります。
だからわが家では、買い物の仕方を工夫して支出を抑えるだけでなく、お金そのものにも働いてもらうことを意識しています。
「値上げしたから、もっと節約しなきゃ」だけではなく、「お金の価値が下がっても大丈夫なように、資産も育てておく」。
これも、わが家の物価上昇への備えです。
・インデックス投資で長期的にコツコツ
その方法のひとつが「インデックス投資」です。
簡単にいうと、世界の企業などに幅広く投資し、世界全体の経済成長に合わせた資産の成長を目指す投資方法。長い時間をかけてコツコツ増やしていくのが基本です。
一度積み立ての設定をすれば、その後はほぼほったらかしでOK。投資初心者でも始めやすい方法のひとつです。
もちろん、投資なので毎年必ず増えるわけではなく、値下がりする可能性もあります。しかし、インデックス投資は長い時間をかけて運用することで、一時的な値下がりの影響を抑えながら、資産の増加を目指すことができます。
わが家は、「お金を使わずに残す」だけでなく、「将来も使えるように育てておく」ことも大切だと考えています。
値上げに振り回されず、うまく付き合おう
値上げが続くと、つい「もっと節約しなきゃ」と思ってしまいます。しかし、何でもかんでもがまんすることが最善策だとは限りません。
・買ったものをムダにしない
・必要なものにはきちんとお金を使う
・長期的にはお金にも働いてもらう
値上げに振り回されるのではなく、自分たちなりのお金の使い方を持つことが、これからの物価上昇との付き合い方だと感じています。
日々の家計を守るため、まずはできそうなものから一つ試してみてくださいね。
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※投資には元本保証はありません。損失のリスクも検討し、自己責任のうえで行ってください。