やりすぎると体力を消耗する5つの姿勢と習慣

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東洋医学には古くから「五労(ごろう)」という考え方があります。これは、偏った動作や姿勢が続くことで体の特定の部分が弱り、不調につながるというもの。
驚くことに、今の生活習慣にもそのまま当てはまる内容が多いのです。
五労には次のような考えがあります。
「久坐は肉を傷る」
→ 座り続けると筋肉や巡りが低下する
「久視は血を傷る」
→ 長時間見続けると血を消耗する
「久臥は気を傷る」
→ 横になり過ぎると気力を弱める
「久立は骨を傷る」
→ 立ち続けると骨や腰に負担
「久行は筋を傷る」
→ 歩き過ぎると筋や関節を消耗する
現代女性に特に関係が深いのは、「久坐(座り続ける)」と「久視(見続ける)」です。
不調の原因になりやすい「久坐」座り続ける影響

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長時間座ることで起きやすい変化には、
・肩こり
・腰痛
・むくみ
・冷え
・集中力低下
・夕方のイライラ
・疲労感
などがあります。
東洋医学では、長く座ることで「氣血(エネルギーと栄養)」の巡りが滞り、筋肉や消化機能、心にも影響すると考えます。
実際、何時間も同じ姿勢を続けると下半身の血流は低下し、体温調整や疲労回復も鈍くなります。
「夜に眠れない」「甘いものが欲しくなる」
こうした不調も、巡りの低下が関係していることがあります。
スマホやパソコンによる「久視」も見逃せない

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もう一つ増えているのが「見続ける疲れ」です。東洋医学では「目は五臓の肝とつながる」と考えられています。目を酷使すると、肝の働きが消耗し、
・目の乾燥
・イライラ
・眠りの浅さ
・頭痛
・気分の落ち込み
などにつながりやすくなります。
40代以降はもともと潤いや血が不足しやすいため、若い頃と同じスマホ時間でも疲れ方が変わってきます。
不調を防ぐコツは「頑張って運動」ではなく「こまめに動く」

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五労の考え方で大切なのは、「やりすぎを避けること」。対策はとてもシンプルです。
1時間に1回は姿勢を変える
立つ、伸びる、肩を回す。30秒でも巡りは変わります。
ふくらはぎを動かす
かかとの上げ下げだけでも血流改善に役立ちます。座ったままでも可能です。
胸をさする
鎖骨中央から胸の真ん中へ向けて、ゆっくりなで下ろすようにさすると緊張が抜け、呼吸が深くなりやすくなります。
「補う食事」を意識する
長時間の目や脳の疲れには、
・クコの実
・黒ごま
・なつめ
・あさり
・ほうれん草
など、「血」を補う食材がおすすめです。
30秒だけでも姿勢を変えるところから
40代以降の不調は、年齢だけでなく「同じ姿勢を続ける生活習慣」が積み重なっている場合があります。
東洋医学の五労は、昔の知恵ですが現代にも通じます。
疲れた時に必要なのは、「もっと頑張ること」ではなく、止まった巡りを少し動かすこと。
まずは今日、30秒だけでも姿勢を変えるところから始めてみてください。その積み重ねが、夕方の疲れや回復力の違いにつながっていきます。
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