「湿気疲れ」とは?体の中で起きていること

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湿度が高くなると、私たちの体は汗による体温調整がうまくいきにくくなります。すると熱や水分などが体内にこもり、だるさや重さを感じやすくなります。
東洋医学では、この状態を「湿(しつ)」が溜まっていると表現します。湿とは、余分な水分や老廃物が体内に停滞した状態のこと。
この湿が増えると、次のようなサインが現れやすくなります。
・朝起きてもスッキリしない
・顔や足がむくむ
・頭が重い
・胃がもたれる
・やる気が出ない
・眠気が抜けない
「なんとなく不調」の正体は、単なる疲れではなく、体の中の「巡りの渋滞」かもしれません。
なぜ40代以降は湿気疲れが増えるの?

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40代以降に湿気疲れが増える背景には、「水分代謝」と「回復力」の変化があります。
若い頃は多少無理をしても、睡眠や休息で回復できた人でも、年齢とともに体の調整機能はゆるやかに変化します。
特に東洋医学でいう「脾(ひ)」つまり消化吸収や水分代謝に関わる働きが弱ると、余分な水分を処理しきれず、湿が溜まりやすくなります。
さらに、
・冷たい飲み物が増える
・運動不足
・ストレス
・睡眠不足
こうした生活習慣も、水分代謝を低下させる要因になります。
つまり湿気疲れは、「湿度」だけが原因ではなく、体の処理能力が追いつかなくなることで起こる不調なのです。
今日からできる3つの湿気疲れ対策

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湿気疲れは、我慢するものではなく、早めに整えることで軽くできる不調です。3つのおすすめケアをお伝えしますね。
「余分な水分を出す力」を高める食事を意識する
湿気疲れ対策でまず見直したいのが食事です。
おすすめは、余分な水分を排出しやすくする食材。
例えば、
・はとむぎ
・あずき
・きゅうり
・とうもろこし
・そら豆
・枝豆
などは、薬膳では水分代謝をサポートすると考えられています。
また、胃腸が弱ると湿が溜まりやすいため、冷たい飲み物や冷たいスイーツの摂りすぎには注意が必要です。
「暑いから冷たいもの」ではなく、温かい汁物や常温の飲み物を取り入れるだけでも、体は整いやすくなります。
汗をかける体をつくる
意外と大切なのが、「軽く汗をかく習慣」です。
湿気が増えると汗が蒸発しにくくなり、体温調整が難しくなります。しかし、普段から適度に汗をかく習慣がある人は、暑さや湿気への適応もしやすくなります。
おすすめは、
・20〜30分程度のウォーキング
・湯船につかる
・肩甲骨を動かすストレッチ
など、少し体が温まる程度の習慣。
激しい運動より、「巡りを良くする」ことを意識しましょう。
朝に巡る力を目覚めさせる
湿気疲れがある人は、朝から重だるさを感じやすい傾向があります。
そんな時は、起きてすぐに活動モードへ入るのではなく、「巡りを起こす時間」をつくることが大切です。
おすすめは、
・起床後にコップ1杯の白湯
・布団の中で軽く伸びをする
・深い深呼吸を3回する
これだけでも、体が整いやすくなります。
軽やかに過ごせる土台を
5月後半から6月にかけて増える「なんとなく不調」。その背景には、体に溜まった湿や巡りの低下が隠れていることがあります。
・余分な水分を出す食事
・汗をかく習慣
・朝の巡りケア
この3つを意識するだけでも、梅雨の過ごしやすさは大きく変わります。
「最近なんだか重だるい」と感じたら、それは怠けているのではなく、体からのサインかもしれません。梅雨本番を迎える前の今こそ、巡りを整え、軽やかに過ごせる土台をつくっていきましょう。
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