じつは避けたほうがいいかも!?野菜のプロが教える大根の「もったいない」食べ方

じつは避けたほうがいいかも!?野菜のプロが教える大根の「もったいない」食べ方

冬野菜の代表格とも言える大根は、捨てるところがほとんどないほど、丸ごと食べられる”優等生”な野菜です。でも、いくら「大根は皮にも栄養があります」と言われても、皮ごと調理された大根っておいしくないですよね。じつは意外な「もったいない」ポイントがあるのです。

今回は、野菜ソムリエ・食育インストラクター・気象予報士として活躍する植松愛実さんに、実は避けてほしい大根の「もったいない」食べ方、おすすめの解決策について教えてもらいます。

皮を捨てるのも「もったいない」…でも皮ごと食べるのも「もったいない」!

大根

大根にかぎらず、多くの野菜は皮に近い部分や皮そのものに栄養がぎっしり詰まっています。野菜によっては皮との境目ギリギリのところに香りの成分が多いパターンもあって、風味の面でも皮をむいて捨てるのがもったいない!ということが多いです。こういった理由から、ナスやかぼちゃなど、皮ごと調理する野菜も多いですよね。

大根もやはり皮が栄養豊富で、ビタミンCなど中心部分よりも多く含まれている栄養素も。そのため、捨ててしまうのはもちろんもったいないのですが…、一方で、皮ごと食べるのも「もったいない」のです。

というのも、大根の長所のひとつが、煮物や汁物にしたときに調味料がよくしみておいしいことですよね。ところが皮ごと調理してしまうと、この「しみしみ」の状態にならず、せっかくおいしいはずの大根料理が残念な仕上がりに…。では、どうすればいいのでしょうか?

野菜ソムリエのおすすめは?

大根の皮

捨てても一緒に食べても「もったいない」大根の皮は、皮だけで調理して食べるのがおすすめです。一番簡単なのは、太めの千切りにした皮をめんつゆに漬けるだけの浅漬け。塩で漬けるよりもめんつゆや醤油を使った味つけのほうがよく合います。

そのほか、醤油と砂糖で炒めてきんぴらにしても。ごぼうなどの定番のきんぴらと違う歯ごたえのある食感になり、いつもと違う雰囲気の副菜になります。

ちなみに…葉を捨てるのも「もったいない」!

大根の葉
大根の葉の塩もみと鮭フレークの混ぜごはん

大根を丸ごと1本買うと、たいていは10cmほど葉が残った状態で手に入りますよね。葉の部分がついたまま保存すると早く傷んでしまうので、買ったらすぐに切り落としたいところ。ただ、切り落としたあと、捨ててしまうのは「もったいない」のです。

さきほど、大根は中心部分よりも皮にビタミンCなどが多く含まれている、という話をしましたが、葉の部分には皮よりもさらに多く含まれています。さらにはカルシウムや鉄分なども豊富で、βカロテンについては葉にしか含まれていません。

これだけ栄養豊富な部分を捨ててしまうのは「もったいない」ので、ぜひ活用してください。ごま油で炒めて醤油と砂糖で甘辛く炒めるとふりかけにもなりますし、簡単に塩もみして浅漬けにしても。前述のβカロテンは油と一緒に食べると吸収がよいので、時間があったらぜひ油で炒めて食べてみてくださいね。

冬の”優等生”、大根をあますところなく楽しもう

栄養豊富で皮も葉も食べられる大根。これから年明けまでの長い期間、旬が続いて手頃な価格で手に入るようになりますので、ぜひあますところなく活用して、おいしさも栄養もいただいてくださいね。

■監修/植松愛実…サンキュ!STYLEライター。本業の気象予報士と副業の料理人、2足のわらじを履く主婦。サンキュ!STYLEでは、誰かに教えたくなるお天気の豆知識や災害に備えるコツ、「食」に関する情報を中心に発信中。

編集/サンキュ!編集部

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