やりがちな姿勢の習慣が現代女性の不調を増やす?東洋医学に学ぶ“姿勢疲れ”対策
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やりがちな姿勢の習慣が現代女性の不調を増やす?東洋医学に学ぶ“姿勢疲れ”対策

「夕方になると急に疲れる」 「肩や首が重く、やる気が出ない」 「休日に休んでも回復しない」40代以降、このような不調を感じる女性は少なくありません。

年齢や更年期のせいと思われがちですが、実は原因の一つに同じ姿勢を続けることが隠れている場合があります。パソコン作業、スマホ、車移動、家事。現代人は思っている以上に「同じポーズのまま体が固まっている時間」が長くなっています。

今回は、看護師で経絡ヨガ指導者の薬膳ナースけいこが、姿勢が招く不調と予防ケアについてお伝えします。

やりすぎると体力を消耗する5つの姿勢と習慣

姿勢 東洋医学

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東洋医学には古くから「五労(ごろう)」という考え方があります。これは、偏った動作や姿勢が続くことで体の特定の部分が弱り、不調につながるというもの。

驚くことに、今の生活習慣にもそのまま当てはまる内容が多いのです。

五労には次のような考えがあります。

「久坐は肉を傷る」
→ 座り続けると筋肉や巡りが低下する
「久視は血を傷る」
→ 長時間見続けると血を消耗する
「久臥は気を傷る」
→ 横になり過ぎると気力を弱める
「久立は骨を傷る」
→ 立ち続けると骨や腰に負担
「久行は筋を傷る」
→ 歩き過ぎると筋や関節を消耗する

現代女性に特に関係が深いのは、「久坐(座り続ける)」と「久視(見続ける)」です。

不調の原因になりやすい「久坐」座り続ける影響

姿勢 東洋医学

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長時間座ることで起きやすい変化には、

・肩こり
・腰痛
・むくみ
・冷え
・集中力低下
・夕方のイライラ
・疲労感

などがあります。
東洋医学では、長く座ることで「氣血(エネルギーと栄養)」の巡りが滞り、筋肉や消化機能、心にも影響すると考えます。

実際、何時間も同じ姿勢を続けると下半身の血流は低下し、体温調整や疲労回復も鈍くなります。

「夜に眠れない」「甘いものが欲しくなる」
こうした不調も、巡りの低下が関係していることがあります。

スマホやパソコンによる「久視」も見逃せない

疲れ 東洋医学

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もう一つ増えているのが「見続ける疲れ」です。東洋医学では「目は五臓の肝とつながる」と考えられています。目を酷使すると、肝の働きが消耗し、

・目の乾燥
・イライラ
・眠りの浅さ
・頭痛
・気分の落ち込み

などにつながりやすくなります。

40代以降はもともと潤いや血が不足しやすいため、若い頃と同じスマホ時間でも疲れ方が変わってきます。

不調を防ぐコツは「頑張って運動」ではなく「こまめに動く」

姿勢 東洋医学

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五労の考え方で大切なのは、「やりすぎを避けること」。対策はとてもシンプルです。

1時間に1回は姿勢を変える

立つ、伸びる、肩を回す。30秒でも巡りは変わります。

ふくらはぎを動かす

かかとの上げ下げだけでも血流改善に役立ちます。座ったままでも可能です。

胸をさする

鎖骨中央から胸の真ん中へ向けて、ゆっくりなで下ろすようにさすると緊張が抜け、呼吸が深くなりやすくなります。

「補う食事」を意識する

長時間の目や脳の疲れには、

・クコの実
・黒ごま
・なつめ
・あさり
・ほうれん草

など、「血」を補う食材がおすすめです。

30秒だけでも姿勢を変えるところから

40代以降の不調は、年齢だけでなく「同じ姿勢を続ける生活習慣」が積み重なっている場合があります。
東洋医学の五労は、昔の知恵ですが現代にも通じます。
疲れた時に必要なのは、「もっと頑張ること」ではなく、止まった巡りを少し動かすこと。
まずは今日、30秒だけでも姿勢を変えるところから始めてみてください。その積み重ねが、夕方の疲れや回復力の違いにつながっていきます。

 

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■執筆/薬膳ナースけいこ…サンキュ!STYLEライター。大人女子が疲れにくい体と心で生きていくために東洋医学、西洋医学、脳と心の仕組みを使った暮らしに溶け込む健康習慣を発信。看護師、薬膳師として25年以上の実践経験を持つ令和元年生まれの息子を子育て中のママでもある。インスタグラムは@keiko89zen

編集/サンキュ!編集部

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