60代でYouTuberに!「空の巣症候群」を乗り越えた私の新習慣

60代でYouTuberに!「空の巣症候群」を乗り越えた私の新習慣

お金、家事、片づけ……。日々のちょっとした「くふう」を積み重ねることは、自分らしく生きる力を育て、毎日を充実させていくことにつながります。ライフスタイルが変わっても心地よく過ごしている50人の方々に、自分や家族を大切にしながら、前向きに暮らすヒントを教えてもらいました。

子育てが一段落し、60歳という節目に始めたYouTubeでの動画配信を通して日常をさらけ出したライフさん。同世代だけでなく若い層からも大きな反響を呼び支持されているライフさんに、自分らしく輝き続けるセカンドライフのコツを伺いました。

※この記事は雑誌『サンキュ!』2026年1月号の別冊「50人の暮らしのくふう」の内容を一部抜粋・掲載しています。

空の巣症候群を越えて。60代主婦がYouTuberになった理由

50人の暮らしのくふう ライフさん 夫婦での様子

50代半ばまでは孫の世話もあり、慌ただしい日々を送っていたライフさんですが、孫が幼稚園に入って手が離れたら、空の巣症候群のような状態に。

「60歳というと一気に老けてしまう気がして、それを受け入れられない自分にもモヤモヤ。そんなとき長女から『動画配信でもやってみたら?』と勧められたんです」。 思い切ってありのままの60代の主婦の暮らしを発信したら、幅広い世代から反響があり、気持ちが明るくなったそう。

「自分の発信が誰かの役に立ったり、共感してもらえるのがうれしい。夫婦それぞれが夢中になれるものがあると、子どもが独立後の夫婦関係もうまくいくと感じています」

プロフィール

lifeさん

ライフさん
(東京都在住・64歳)

  • 夫(68歳)
  • 長男(35歳)と長女(34歳)は独立
  • You Tuber
  • 持ち家一戸建て

※取材当時

動画配信で「60代の今」をさらけ出したら、気持ちが明るく変化

50人の暮らしのくふう ライフさん 配信の様子

チャンネル名に「60歳」と年齢を出し、顔も出して今の思いを動画で発信。「同じように感じていた同世代の人や、若い人からも『勇気が出ました』という反響があり、自分自身も前向きになれました」

2人時間のくふう

夫婦それぞれのテリトリーを分け、適度な距離感を保つ

50人の暮らしのくふう ライフさん 一人で過ごす時間

子どもたちの部屋を夫婦それぞれの趣味部屋として活用。「夫の部屋にはノータッチ。私の部屋には義母が集めていた置物などを飾り、落ち着いた雰囲気に。趣味のアクセサリー作りにも集中できます」

50人の暮らしのくふう ライフさん 天然石アクセサリー作り

趣味は天然石のアクセサリー作り

互いの空間・時間には干渉せず、食事のとき以外は自由に過ごす

50人の暮らしのくふう ライフさん 夫の趣味であるリフォーム

夫はセルフリフォームにハマり中!

妻は朝型、夫は夜型で活動時間がずれるので、顔を合わせるのは昼食と夕食時だけ。「夫は退職前、定年後の暮らし方のセミナーを受講。夫婦でも干渉しすぎないことが大事と学んだそう」

持ち物のくふう

好みが変わった服を手放し、ワンピースを制服化

50人の暮らしのくふう ライフさん クローゼットの中身

ワンピースの着心地の良さに目覚め、3年前から毎日着用。「Vネックでくるぶし丈が自分に合うとわかってきたので、プチプラの物を買い揃えています」

大事な物こそしまい込まず、日常使いする

50人の暮らしのくふう ライフさん 食器収納

子どもの独立後、普段使いのシンプルな食器は処分。義母がしまい込んでいた和食器を譲り受け、日常使いに。「料理が華やかに見えるし、使うことで物の価値も高まる気が」

住空間のくふう

2人暮らしには必要ない過剰な物を処分する

50人の暮らしのくふう ライフさん 洗面所

2人暮らしに戻り、生活用品の必要量が減ったので、収納も少しずつ縮小。「夫が洗面所の大きすぎる収納棚を撤去し、コンパクトな造り棚に変更。テレビ台や玄関の靴箱なども処分しました」

50人の暮らしのくふう ライフさん リビング

テレビ台をなくしたら、床が広々!

新たな挑戦と心地よい距離感で、セカンドライフを自分らしく

ライフステージの変化によるモヤモヤを、動画配信という新しい挑戦で見事に吹き飛ばしたライフさん。

夫婦で互いの時間や空間を尊重しつつ、暮らしをコンパクトに整えていく姿勢は、これからの夫婦関係や生き方の素晴らしいヒントになりますね。

撮影/天野良子・有馬秀星・市原慶子・大森忠明・片岡祥・川上明子・キムアルム・桑名晴香・清永洋・髙杉純・林ひろし 構成・文/鹿島由紀子

※掲載した名前、年齢、職業、住居形態、家計などは、22年1月号~ 25年9月号の『サンキュ!』誌面に掲載された当時の情報をもとに転載、再編集しています。内容は取材当時の情報であり、現在とは変わっていることがあります。

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