3.11から10年「どうぞ泊まって下さい」4歳の息子とともに帰宅難民になったその日に起きた、奇跡のような出来事を私は決して忘れない

3.11から10年「どうぞ泊まって下さい」4歳の息子とともに帰宅難民になったその日に起きた、奇跡のような出来事を私は決して忘れない

もうすぐ3.11から10年経つんですね。その日の事を思い出すと今でも泣いてしまいそうなアラフォーシンママKAORIです。

3.11のその時

東日本大震災の日。当時4歳の息子と2つ隣の県に出掛けていました。息子が幼稚園に入園したら平日にゆっくり出かけることができなくなると考え、思い出作りのために以前から予定していたのです。

朝早く出かけたのでお昼すぎには予定も終わり、14時頃には家へ向かう為の電車に乗りました。その電車の中で地震に遭いました。

帰宅難民に

地震が収まって、近くの駅まで電車は行ってくれましたが、そこからはしばらく電車が動かない。再開時間も分からない。

安全確認をするからと駅の中にいる事ができなくなったので、駅を出てトイレに並びに行くと、もう本当に長い列。1時間位は並んでようやくトイレを済ませました。それでもやっぱり電車が動く様子は無く、どうしたら良いか分かりませんでした。

じっとしてるよりは少しでも家に近づきたいと、バスの列に並ぶることに。そのバスは終点まで行った所で家まで歩いて帰れる距離になるわけではなかったのですが、大きな駅まで行けば夜をとりあえず過ごせる所には行かれるかも、と考えたのです。

この時点で、私たちは帰宅難民確定でした。

人の温かさに感謝

そのバスの列でのこと。当時4歳の息子は、まだ状況がよく分かってない様子で、ただバスに乗れるのがうれしくて、楽しそうにしていました。周りの方もその無邪気な様子に笑顔を見せてくれていました。3月とはいえ夕方になるとかなり冷えます。すると、サラリーマンの方が「温かい飲み物買ってきましょうか?飲まなくてもカイロ代わりになるし」と、私たち親子に温かい言葉をかけてくれたのです。

さらには、隣に並んでいた女性が「小さなお子さんがいたら大変ですよね。バスに乗れば私の家に帰れるので、どうぞ泊まって下さい。」と申し出てくれました。

何時間も長いバスの列に並んで、ようやく満員のバスに乗って。女性の家に着きました。たまたま並んだ場バスでたまたま隣り合わせた方のおかげで、夜を外で過ごさなくて済みました。本当に奇跡だと思います。

私も優しくしたい

小さかった息子は、思いがけずバスに乗れたり、周りの方に可愛がって頂いたり、お泊りできたりして満足気。一方、私は不安で泣いてしまいそうでしたが、息子に不安を感じさせたらいけないと、頑張って笑顔で接していました。なので、震災の事で辛かった思い出は無いようで親としては本当に安心しました。

でもその日、私が頑張れたのは、息子がいたからはもちろん、周りの方が温かい声をかけてくださったからこそ。同じようなことが起きたとき、私もできる限りの事をしたいと、心から思います。本当にありがとうございました。

◆この記事を書いたのは・・・KAORI
前進思考のアラフォーシンママ。40代シンママでも、片づけ、ダイエット、家計、仕事に挑戦→成功。中1男子のママ。

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