三女の手が離れてようやくできた「自分時間」が最大のぜいたく
三女が幼稚園に入るまで、「本もゆっくり読めなかった」と遠藤美奈子さん。「せっかくできた自分の時間を思い切り楽しみたくて。時間の使い方を変えました」。朝9時には家事を終わらせてジムや読書を楽しみ、夕方からは家族のために、また家事を頑張ります。「オンオフをつけたことで、メリハリのある毎日に。自分のためだけの時間を持つことで、気持ちに潤いが生まれ、使うお金は増やしていないのに、充実感が全然変わりました」。ストレス発散に出費する必要もなくなり、気づけば月21万5000円で、家族5人が心地よく暮らせる生活が整っていました。
- 1カ月の家計表
<収入>
月収(手取り) 28万円
<支出>
住居費 5万円
水道・光熱費 1万3000円
通信費 1万2000円
保険料 2万円
子ども費 3万1000円
食費・日用品費 5万5000円
外食・レジャー費 7000円
ガソリン代 4000円
夫小遣い 1万8000円
妻小遣い 5000円
残し貯め 6万5000円

3人分の学資保険はボーナスで年払い。お年玉やお祝いも子ども名義の口座に入れ、家計と分けて貯めています。
無理はしない。自分が心地よく過ごせることが大事
時間があっても気持ちがふさいでいたら、お金のことなんて考えられない。「自分をご機嫌にできる習慣」は、大事にします。
- 家にいるときも口紅を塗ると気持ちが上向きになる

ふと見た自分の顔が疲れているとがっかり。キッチンには鏡を置き、家事の合間に口紅をひと塗りします。血色がよくなって口角が自然と上がり、明るい気持ちで働けます。
緻密な計算は苦手。だから悩まずにやれることだけ
「あといくら」を考えたり、リストで在庫を管理したりするのは苦手。そこまでしなくても守れる予算にし、使いすぎだけ気をつけます。
- 口座は1つだけ。下ろすのも月1回

固定費もやりくり費も、夫の給与口座で管理。入金も出金もここだけだから、月1の記帳でお金の流れを全部把握できます。残高=貯蓄が、年100万円になれば万々歳です。
- 家計簿は使った金額をひたすら書くだけ

費目は「食費」と「雑費」、「それ以外」だけで、集計もなし。その代わり、ネットで買った物も必ず記入します。書くと「使った」意識が残るので、使いすぎを防げます。
- 格安スマホからさらに格安に乗り換えました

通信費の見直しや、家電の価格調べは苦にならないので、手抜きせず。すでに格安スマホでしたが、楽天モバイルは1年間無料と聞き即乗り換え。年3万6000円も節約に。
- 毎日食べる物のストックは定位置にあるから見るだけ

買い物の大半は定番品の補充だから、毎朝食べる納豆やヨーグルト、常備菜のじゃがいも、玉ねぎは定位置に置き、在庫数をわかりやすく。メモなしでも必要な量だけ買いたせます。

2段目はすべて朝食セット
“愛すべき私だけの時間”を持つと1日が豊かになる
自分のために使える時間は、家事をオフ。”好きなこと”でウキウキすると、心がスッキリ。お金を使わなくても、充実した日々を過ごせます。
- SCHEDULE
6:00 起床、洗濯、朝食準備
6:50 朝食
7:20 小学生の長女、二女登校
8:10 夫出勤
8:30 三女を幼稚園へ
9:00~15:00 自分時間
15:00 三女のお迎え
16:30 夕食準備
17:30 夕食
18:00 洗濯物をたたむ、後片づけ
19:00 お風呂
20:00 子どもとのんびりタイム
21:00 就寝
- 9:00 市の無料ジムへ
外に出かけるだけで気持ちはオフモードになる

午前中は、市のジムに行き無料のヨガを。早い時間から外に出かけるとそれだけで気分転換できるから、スーパーに行く日もこの時間に外出。
- 13:00 読書タイム
雑誌を読んで好きな世界に浸る

大好きなコスメは雑誌でチェックするだけで楽しいもの。評判のいいプチプラコスメの情報はノートに書き出し、次回買う際の参考にします。
- 書き出した物はゆるポイ活で購入

10分だけアンケートに答え、疲れない程度にポイ活。たまるポイントは月500円程度ですが、プチプラコスメの購入や、1人の外食ランチの足しには充分。日常の潤いになります。
- “マイ定番”を決めたら迷う時間がなくなった
40代は真っ白よりオフホワイトが老けない

トップスは3000円以内で、顔色がよく見えるオフホワイトかパステルカラーを選びます。柄物や濃い色のボトムスを合わせれば地味になりすぎず、今の自分にちょうどいいコーデに。
夕方以降は”家族のための時間”
自分時間でしっかり楽しんだから、夕方からは家事に集中できる。家族にも笑顔で向き合え、1日を穏やかに締めくくれます。
- 16:30 夕食準備
献立は迷わず作れる何か肉+サラダ+ご飯+みそ汁

朝が焼き魚だから、夜は肉。麻婆豆腐や照り焼きなど定番をローテし、あとはサラダとあればもう一品、ご飯・みそ汁。あれこれ悩まなくてもバランスよく決まり、食費もブレません。

みそ汁は翌朝分も作っておけば合理的。
- 20:00 子どもとのんびりタイム
女子4人で寝ころび絵本とおしゃべりを楽しむ

夜8時には子どもと寝室に。絵本を読んだり、一緒に保湿クリームを塗ったりして親子の時間を楽しみます。親子で笑って眠りにつくと、疲れもストレスも翌日に残りません。
“子どもと過ごす時間”がたくさんあるうちに伝えたいこと
遊ぶときは遊び、学ぶときは学ぶ。メリハリのある暮らし方は、子どもにも身につけてほしいから、理屈ではなく日々の習慣で伝えています。
- 食卓でない場所で食べることもレジャーになる

ほんの少し「非日常」があれば、週末は豊かに。例えば、庭で焼き肉するだけでも、子どもたちの笑顔は最高レベルに。大切なのは遠くへ行くことだけじゃないと覚えていてくれたら。
- 子ども目線で時間の大切さを教える

通信教育の勉強は朝ごはんの前に。習い始める際、いつやるか聞き、「下校後は学校の宿題があるし、遊びたいから朝にする」と、本人たちが決めました。時間の使い方を考える、よいきっかけに。
- 好きなおもちゃは自分で管理。母は口も手も出さない

おもちゃについての約束は2つだけ。寝る前には引き出しに全部しまう。入りきらないほど持たない。わかりやすいから子どもでも守れ、責任感も芽生えておもちゃを大事に扱います。