主婦が行うSDGsの先駆けだったサンキュ!全農部

●初代編集担当・タナカミユキ
「主婦とともに食の安全やその取り組みの理解を広げたい」という相談を全農さんから頂いて、まずは約10名のサンキュ!ブロガーたちに、全農さんが手掛けている国産食材を毎月お届けすることから始まったサンキュ!全農部。
どこでだれが作った食材で、どんな栄養価値があり、どう食せばいいのか、ということを届けた食材をもとにブログでレポートするという取り組みは、主婦たちが潜在的に抱いていた食への興味関心とマッチしていました。
これまでに発信されたレポートの数は累計で2000本以上。その1本1本に、食へのよろこび、気づき、新たなアイデア、家族と食の関係がつづられています。

もちろん、成長したのはレポートを書くメンバーだけではありません。それを読んでいる主婦たちの食への関心も一気に高めました。1本のレポートが数万PVを叩き出すことも珍しくなく、その影響力の大きさは私たちが考えている以上だったと思います。
食にまつわる数々のイベントも彼女たちと行いました。種から育てる「米作り」も行いました。田植えだけではなく、害虫駆除や収穫した米を梱包、販売まですべて本人たちが自発的にやるといった体験です。子ども料理教室では、小学生に包丁も火も使ってもらう本格的な料理教室でした。
これらの体験により、地産地消やフードロスに関するレポートも数多く登場することになりました。
全農さんとの長きにわたる施策は、主婦によるSDGsの先駆けだったのではないか……と思います。彼女たちが発信してきたことは、食の大切さ、健康、教育、消費と生産、そして継続。どんな教科書よりもリアルで、わかりやすく届くメッセージ。
生活の中心にいる「主婦」の発信は、本当に日本を変えるんじゃないだろうかと、今も本当に思っています。
日本の食材、農業のすばらしさを学んだ8年間

●サンキュ!全農部せんちゃん
全農さんのこの企画に参加して、8年が経とうとしています。親子でさまざまなことを体験させてもらった本企画、子育ての大半を全農の活動とともに過ごしてきた!と言っても過言ではないほどです。
3人の子どもたちは全員、本当に全農の活動が大好きで、現在高校生になった長女も親子料理教室や農業体験バスツアーには「絶対また行きたい!!」と言うほど。それだけ子どもたちの中でも印象深く、楽しく、勉強になる活動だったんだと思います。
都会に生まれ都会で育ってた私たち家族は、お米や野菜はスーパーでキレイに並んでいるものしか見たことがありませんでした。しかし、サンキュ!全農部として実際に農家へ足を運び、土に触れ、生産者さんにお話をうかがったことで、お米や野菜の本当の姿、そして日本の農業のすばらしさを知ることができました。

楽しいことばかりではなく雨の日の収穫の大変さを体験したり、台風や虫による被害で農産物が育たなく悲しい思いをしたことも、子どもたちを成長させてくれました。余談ですが、せっかくだから子どもたちひとりひとりに話を聞こうとしたのですが、みんな思い入れが強すぎてまったくくまとまらなくなってしまいました(笑)。
簡単に言葉では言い表せないくらい貴重な学びが沢山あって……本当にこの取り組みに参加できたことに感謝の気持ちでいっぱいです。
子どもの学業でも生きたサンキュ!全農部の活動

●サンキュ!全農部 臼井愛美
8年間もの長いあいだ、本当にお世話になりました。
サンキュ!全農部に参加したときは3歳だった末っ子(長女)が、いまでは11歳に!改めて写真を見返すと、彼女の成長は全農さんとともにあったんだな、としみじみ思います。
田植えや野菜の定植、収穫、田んぼに生き物など……都会に住んでいたら、なかなかできないことをたくさん経験させてもらいました。全農とともに成長した長女は、小学校で日本の食料自給率や食品ロスのことを勉強する際に、これまで体験したことがリンクしたと話します。
楽しみながら学んだことが、学業にも生かされたようで喜んでいました。

私自身も米・サンキュ!やパックごはん、お総菜を作ったり、どれも本当に貴重な体験で、たくさんの思い出ができました。
サンキュ!全農部の活動は一旦の終了となりますが、今後も引き続き、この活動から学んだことを生かして生活し、情報配信していければいいなと思っています。
長いあいだありがとうございました!