<教えてくれた人>
大上ミカさん
マネーライター、ファイナンシャルプランナー。1000人以上の貯まる人を取材し、数々の共通点を発見。著書に『お金が勝手に貯まりだす暮らし』(リベラル社)。
〝服のうっかり買い”タイプ別チェックテスト
3つのタイプのチェック項目で、自分に当てはまるものが最も多かったものが、あなたのうっかり買いタイプです。対策も参考に!
- 1:運命の出合いで赤字タイプ
□服は「探すもの」ではなく「出合うもの」だと思う
□服を選ぶにはインスピレーションが大切だ
□色違いで同じ服を2着買うことがある
□多少高くても今買わないと二度とチャンスが来ないと思う
「ステキ!」と思うと、予算を度外視してしまうあなた。おしゃれな自分の直感を信じて物欲に走り、現実的な使い勝手が抜け落ちてしまうのが弱点です。結果、「大好きだけど着ていない服」のせいで貯蓄が手薄に!
- 2:安物買いで銭失いタイプ
□欲しい物がなくても、取りあえずセールには行く
□「50%オフ」など、お得な服を見つけることが得意だ
□セールで買うなら、いちばん欲しい服ではなくても「ま、いっか」と思える
□安くてお得な服を買うから、ぜいたくはしていない
お得な物が大好きで、買ういちばんの理由が「安い」になりがちなあなた。「デザインはイマイチだけど70%オフだから」と妥協して買うため、飽きるのも早め。また次のセールへと出かけ、被服費の出費が永遠に減りません。
- 3:子どもの服代が青天井タイプ
□自分の服より子どもの服にお金をかけがち
□子どもには素材のよい物を選びたい
□子どもには高くてもおしゃれな服を着せてあげたい
□子どもの好きなイラストモチーフの服を見つけたら買ってしまう
「子どものため」と思うと、どんな費目より優先順位が高くなってしまうあなた。服も靴も必要以上に買いがちで、ブランド品にも手を出し、被服費がふくらむ傾向が。気がつくとカードに頼り、家計が火の車に!
自分のタイプがわかったら、次は対策!
- 1:「運命の出合いで赤字タイプ」の対策法
実際に「着ていく場所」がなければ、どんな〝運命〞もムダ。「出番」が週2回以上あるか、または3コーデ以上「着回せるか」など、使い勝手を徹底的にチェックしてから買うのをマイルールに!
●『サンキュ!』読者 ottmさん
月収(手取り)30万円/年貯蓄額 163万円
大人の服は、夫1万円、自分5000円の月小遣いで買います。「本当にこれじゃないとダメ?」と、試着室で自分と対話します。欲しいと思ったときほど「どのくらい着る? ほかの服じゃダメ?」と鏡の中の自分にとことん質問。冷静さを取り戻せます。子ども服は、必要に応じて予備費で購入。
●『サンキュ!』読者 はちさん
月収(手取り) 35万~38万円/年貯蓄額 115万円
家族3人分で月1万円の予算。下着や靴下など絶対に必要な物から買い、残ったら翌月に繰り越し。子育て中は生活や体形の変化で必要な服が変わります。素敵でも寿命は短いと割り切り、今使える服をプチプラで着倒します。
- 2:安物買いで銭失いタイプの対策法
店頭で値段に惑わされないよう、「本当に欲しい服=買いたしたいアイテム」を事前に考え、メモしておくのがコツ。欲しい色やデザインなども明確にしておくと、必要な服が分かります。
●サンキュ!ブロガー Tさん
月収(手取り) 27万円/年貯蓄額 195万円
子ども服や肌着などは毎月の予備費の2万円から。大人が欲しい服は、夫婦それぞれの小遣いで購入。専用ノートを作り、気になるアイテムをメモ。本当に欲しくて、着回しが効く服を検討することで、セールでの失敗が激減!
●『サンキュ!』読者 大沢愛さん〈仮名〉
月収(手取り) 34万円/年貯蓄額 200万円
穴があいた靴下の補充などは、毎月の予備費1万円から。その他はボーナスから取り分けておきます。気に入らない服はムダに。多少高くても気分が上がる服のほうがコスパ◎
- 3:子どもの服代が青天井タイプの対策法
かわいい服がどれだけあっても、子どもの体は1つ。手持ちの服や靴を数えて、1週間に必要
な数を確認してみると、ムダな買いすぎに気づけます。買ってもいい枚数の上限を決めよう。
●サンキュ!サポーターブロガー Iさん
月収(手取り) 28万~32万円/年貯蓄額 170万~200万円
以前子ども服を買いすぎ、着ないままサイズアウト。衣替えで枚数を確認し、セールでは上下2組だけ買うと決めました。子ども服はやりくり費の残り、大人の服は小遣いから購入。不足分は予備費で。
お金のプロからアドバイス
貯まらない人のクローゼットを拝見すると、「買ったのに着ていない服」でいっぱい……ということがほとんど。その理由は、服を「うっかり買っている」ことが多いからです。多くのうっかり買いは、服との出合いを「ラッキー」だと感じ、物欲や安さに踊らされてしまうことで起こります。
どんなに安くても、気に入っても、必要以上の枚数や出番がない服はすべてムダ。服は単価が高いので、1度の〝うっかり〞でもその影響は莫大です。「欲しい」と思った時ほど、本当に必要かを見極める。そんなテクを1つ持つだけで、貯蓄をしっかり守れます。