じつは避けたほうがいいかも?野菜のプロが教える「かぼちゃ」のもったいない食べかた

じつは避けたほうがいいかも?野菜のプロが教える「かぼちゃ」のもったいない食べかた

冷え込む季節に恋しくなる、ほっくり甘いかぼちゃ。定番料理が多い一方で意外と「もったいない」食べかたをしているかも!?野菜ソムリエ・食育インストラクター・気象予報士の植松愛実さんにかぼちゃの「もったいない」ポイントと解決策を教えてもらいます。

ワタをそのままにしていたら「もったいない」!

かぼちゃ
出典:写真AC

冷え込む季節に恋しくなる、ほっくり甘いかぼちゃ。夏に収穫されたあと農家で保管され追熟させてから秋~冬に出回るものが多く、ちょうど甘くておいしいかぼちゃが手に入る季節もあります。

かぼちゃは煮物やサラダなど定番料理が多く、使いかたに悩むこともあまりないかもしれませんが、意外と「もったいない」食べかたをしている人もいるかも…!?今回は、野菜ソムリエ・食育インストラクター・気象予報士として活躍する植松愛実さんに、かぼちゃの「もったいない」ポイントとおすすめ解決策を教えてもらいます。

かぼちゃの断面
出典:写真AC

かぼちゃは日持ちする野菜のイメージがあるかもしれませんが、それは果肉や皮の部分だけで、中心付近のワタがある部分は水気が多くカビが生えやすいという特徴があります。そのため、せっかく買ってきたらワタはすぐに取り除かないと「もったいない」!

とにかくまずはワタの部分をスプーンなどで取り除いて、ラップでぴっちり包んで冷蔵庫へ。これだけでかぼちゃの保存期間をかなり延ばすことができます。

ちなみにワタは食べることができ、果肉と一緒に煮てもいいですし、細かく刻んでスープにしてもOK。ただ、くり返しになりますが、カビが生えやすいので早めに食べてしまいましょう!

水っぽいかぼちゃを捨てたら「もったいない」!

かぼちゃ
出典:写真AC

かぼちゃはホクホク食感がおいしいのに、たまに水っぽくべチャッとしたハズレのかぼちゃに当たってしまうことがありますよね…。でも、そんなハズレのかぼちゃを捨てずに済む方法があります!

おいしくないかぼちゃを復活させるためには、水分を飛ばすこと、油でコーティングすること、香りや風味を足すことが有効です。たとえば、すでに煮物にしてしまったかぼちゃであれば、バターを熱したフライパンでそのまま炒めてみると、水分が抜けてバターのコクがプラスされます。

また、一部を食べておいしくなかったかぼちゃの残りを使う場合は、煮物よりもきんぴらや天ぷらにするのがおすすめ。きんぴらを作るときはゴマ油で香りを足して、醤油で風味を加えることで食べやすくなります。

タネを捨てたら「もったいない」!でも面倒…

かぼちゃ
出典:写真AC

かぼちゃのタネは、食べることができます。…と言われても、一度やったことがある人はわかると思いますが、タネを食べられる状態にするのって面倒ですよね。

というのも、かぼちゃのタネはそのままだと白い固い皮に覆われていて、その白い皮を取り除かないと食べられないのです。洗って乾かしただけの状態で白い皮をむこうとすると、固すぎて指をケガしてしまうことも。

そんなときは、天日干しするなどしてしっかり水分を飛ばしたり、フライパンで乾煎りしたりすると、固い皮が割れやすくなります。タネの先端をキッチンばさみで少しだけカットするとそこから割ってはがしやすいので、試してみてください。取り出した中身の緑色のタネは、料理やお菓子の飾りにも使えますし、塩を振って食べるだけでもおいしいですよ。

かぼちゃの「もったいない」を避けて存分に楽しもう!

かぼちゃには乾燥する季節にぜひしっかり取りたいβカロテンが豊富に含まれているほか、女性にうれしい葉酸や食物繊維も多く、肌や体の調子をととのえるのに積極的に食べたい野菜のひとつです。

これから冷え込みが進むとともにスーパーで特売になる機会も増えるので、ぜひ今回ご紹介した「もったいない」を避けながら、かぼちゃを存分に楽しんでくださいね。

■執筆/植松愛実さん
気象予報士と出張料理人の両面で活動中。気象・防災に関するヒントのほか、野菜ソムリエ・食育インストラクターとしておいしい食材のおいしい食べ方を発信中。

編集/サンキュ!編集部

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