50代からは家事を「趣味」に。築50年の団地で手間暇を楽しむ、豊かな家しごと

50代からは家事を「趣味」に。築50年の団地で手間暇を楽しむ、豊かな家しごと

「自分の心に従って、今を大事に生きたい」――そう語る万波さんは、築50年超の団地で、不便ささえも工夫して楽しむ豊かな暮らしを実現しています。

かつては時間に追われ、義務感でこなしていた家事も、50代の今では自分をご機嫌にするための大切な「趣味」へと変わりました。今回は、道具を慈しみ、季節を愛でる、万波流の心豊かな「家しごと」の楽しみ方をご紹介します。

※この記事は雑誌『サンキュ!』2025年4月号の特集「シンプルで満ち足りた50代の暮らし」の内容を一部抜粋・掲載しています。

「暮らし」が趣味。家しごとは義務ではなく、純粋な楽しみ

プロフィール

万波和枝さん

万波和枝さん(岡山県在住・専業主婦)

  • 54歳
  • 25歳と27歳の子の母
  • 3人暮らし

1時間ほどの散歩が日課。「ぐんぐん前に進むうちに心も前向きに」。Instagram(@cata_coto_)で丁寧な団地暮らしの日々を発信。

※2025年2月取材時点

時間に追われながら家事や子育てに必死で向き合う時代は過ぎた。ごはん作りも家を整えるのも「お役目」ではなくなり、今やすっかり「趣味」に。

 

誰に頼まれるわけでもなく、時短とも無縁。「だって手をかけて暮らしを整えるのが楽しいから。家事は“家しごと”と呼ぶほうがしっくりきます」

果実のシロップ
  • 季節の楽しみ:季節ごとに果実のシロップを仕込む。いちばん左は小さな桃

 

洗剤
  • 掃除の工夫:水色の粉は電子レンジで加熱してから砕いた「ウタマロ石けん」。昭和のこしょう入れには重曹。小さく切った古布で窓のさんや蛇口を清める。

オイルを与えて磨いてあげる。物の手入れも大好きな時間

「何事も効率重視の時代だけど、私は手間をかけることが好き。

木や革の製品は使ってお手入れをしてを繰り返すほどに自分に馴染んできます。道具も生きているんだなぁと思います」

木製品
  • 一生使い続ける:木製品にはオリーブオイルを塗り込むと汚れにくくなる。黒ずんできたら紙やすりで磨いて5年、10年と使い続ける。

 

革小物
  • 10年選手: 革小物を扱う「サフジ」のバッグとカードケースは10年選手。いい色に成長してくれて、いとおしい。

【編集部ボイス】50代からの人生を、効率よりも「心地よさ」で満たす

「時短」や「効率」が求められる現代で、あえて手間暇をかけることを「趣味」と言い切る万波さんの潔さ。その根底には、人生の限られた時間を自分らしく、丁寧に使い切りたいという強い想いがありました。

50代からの人生は、誰かのためではなく、自分の心を潤すために家しごとを整えていく。古くなった道具を磨き、季節のシロップを仕込む。そんな一つひとつの手仕事が、昨日よりも今日を、もっと愛おしいものにしてくれるのだと教わりました。

※記事の内容は記載当時の情報であり、現在と異なる場合があります。
※Adobe Fireflyで作成した画像を使用している場合があります。

イラスト/ naohiga 取材・文/神坐陽子

■監修/サンキュ!編集部…今すぐできる素敵なくらしのアイデアを毎日発信中。お金の貯め方から、時短掃除、洗濯、料理作りなどの家事の知恵、インテリア&収納、ダイエットや美容、ファッションコーデ、マナー、暮らし方の提案まで幅広く情報をお届けします。
▶公式Instagram

編集/サンキュ!編集部

サンキュ!公式発表および著作権(記事コンテンツ・画像等)を許可なく複製、転載、翻訳すること(記事の内容を要約して配信する行為を含む)を禁止します。著作権表記が外された場合には厳正に対処します。

サンキュ!編集部の記事をもっと見る

PICKUPピックアップ

TOPICS人気トピックス

RECOMMENDおすすめ記事

広告バナー
広告バナー