甘えたいけれど自立したい葛藤の表れ
お子さんの「イヤイヤ」が激しいと、「十分に甘えさせてあげなかったから?」と今までの育児に自信がなくなるかもしれません。しかし、むしろこれまでに愛着関係ができているからこそ、お子さんは「イヤイヤ」をするのです。
「イヤイヤ」は1・2歳にとって究極の自己表現であり、親から距離をとる自立のプロセスでもあります。「甘えたいけれど自立もしたい」という葛藤の表れが「イヤ」という言葉に表れます。こういうときは、理由を追及せず、サラッと関わるくらいがちょうどいいでしょう。
大変な時期ですが、お子さんにとっては自立のために、自分で感情をコントロールをする大切な第一歩です。おうちのかたは、お子さんがうまく感情を表せるようサポートできるといいですね。
- 「イヤイヤ」は、自立への大切な第一歩
【前提】「イヤイヤ」は愛着関係ができている証拠

愛着関係がしっかりとできているからこそ、お子さんは安心できるおうちのかたに、「イヤ!」と言えます。
- イヤイヤの理由1 親から距離をとる自立のプロセス
自分と親の違いに気づき始め、「おうちのかたから離れたくないけれど、赤ちゃん扱いもされたくない」という複雑な心境になります。
- イヤイヤの理由2 理想と現実のギャップに気持ちがついていかない
自分の理想通りに行動や表現ができず、そのギャップに気持ちがついていかずに、「イヤ!」となってしまいます。
「感情を整理して伝え、受け止めてもらう」ことがカギ

子どもが自分の感情をコントロールできるようになるには、3つのステップが必要です。
1つ目のステップは、自分の欲求を知ることです。大人と違って子どもは、「不快」を感じても、なぜ不快になるのか、自分の欲求をはっきりとわかっていない場合があります。
2つ目は、自分の欲求を相手にわかってもらうことです。
3つ目は、自分の欲求が相手に伝わったら、しっかりと受け止めてもらったり、返してもらったりすることです。
1・2歳は言葉が発達途上なので、うまく伝えられず「イヤ!」と言ってしまうことがあります。おうちのかたが言葉で代弁したり、子どもがうまく答えられるような聞き方をしたりすることで、自分の欲求を知り、伝える手がかりを見つけられるでしょう。
また、自分の中のモヤモヤした気持ちをうまく処理してもらうことで、感情をコントロールすることができ、少しずつ「イヤイヤ」が少なくなってきます。
- 感情のコントロールには3ステップが必要
STEP1 自分の欲求を知る
STEP2 自分の欲求を表現する
STEP3 自分の欲求を受け止めてもらう
※取材時の情報です。
参照:〈こどもちゃれんじ〉