「私はできない人」を自覚したら、家計が回りだした

Nudphon Phuengsuwan/gettyimages
結婚して十数年、思いつく限りの節約をやり尽くすもお金が一向に貯まらず、FPに相談したのが21年暮れのこと。その回答は、「至極真っ当な家計だから、これ以上削る必要はない」。「そうは言っても貯蓄が増えないのは事実。もっと貯めたいけど、1人で頑張るのは限界があるから、人に頼ろう。私は“優秀な家臣を揃えた徳川家康”になるのだ!」と決意した歴女のHさん。家康にならって、衣食住の悩みはその分野のプロに、家事は夫や子どもたちに頼ったら、それまで1人で抱えていた重荷がすっと軽くなり、ムダな出費もストレスも激減。時間に余裕ができ、パートも始めて無理なく貯められるようになりました!
Hさんの詳しい1カ月の家計表
<収入>
夫月収(手取り) 38万円
妻月収(手取り) 5万円
先取り貯蓄 8万4000円
<支出>
住居費 7万7000円
水道・光熱費 4万円
23年に劇的に上がり、現在やりくり模索中
通信費 1万1000円
携帯電話2台分、家のWi-Fi料金
車費 4万5000円
ガソリン代、車のローン
保険料 5000円
夫の医療保険
ダスキンのモップ 2000円
モップのサブスク。契約したら、5歳の長男も掃除してくれるように
子ども費 3万6000円
学用品購入代3人分、習い事代3人分×1つずつ
食費 5万5000円
農家と年間契約している米代を含む
日用品費 8000円
コンタクト代を含む
被服費 1万円
家族全員分。
外食・レジャー費 2万円
庭でのBBQ代、映画代、TSUTAYAのレンタルDVD代、書籍代、帰省費を含む
夫小遣い 2万7000円
昼食はべんとうを持参、通院代込み
妻小遣い 1万円
美容院代、興味のある講座や習い事代
家計管理は貼る&メモるだけ
ペタペタ貼るだけで支出を把握できるレシートファイル

費目ごとにページを分けてレシートを貼っていき、月末に合計を出すだけ。レシートをめくれば買った内容がわかるので、ムダがなかったか振り返りも簡単。
「いつ買った?」「いつ修理した?」がわかる特別出費メモ

家電などの購入や修理した年月日と金額をメモ。いざ壊れたときに「○年しか使ってないから修理」o「r ○回も修理しているから買い替え」とジャッジできます。
天下統一のカギは、1人で頑張らず、“得意な人”に頼ったことだった!
「家康は自分より能力の高い家臣を適材適所で使い、信頼してまかせることで天下を取った。家計を治めるカギもこれ」。H家も衣食住のプロに頼ったら、暮らしもお金も安定しました。

23年のNHK大河ドラマでもおなじみ。天下統一によって戦国時代に終止符を打ち、265年も続く江戸幕府の初代将軍となった人物。忍耐強く倹約家だったので、現代の家計でも学ぶところがいっぱい!