1.冷蔵庫にある食材を優先して使う

買い物に行く前には、必ず冷蔵庫・冷凍庫・食品庫をチェックします。
「今日は何を作ろう?」から考えるのではなく、まず「今あるものをどう使おう?」から献立を考えます。
たとえば筆者が確認する食材は、以下のとおりです。
・開封済みの食材
・賞味期限・消費期限が近いもの
・少量だけ残っている野菜や加工品、調味料
・冷凍してある肉や魚
レシピを決めてから買い物に行くと、家にある食材が使いきれず、余ってしまうこともあります。
かといって、冷蔵庫にある食材をすべて使い切ってから買い物に行こうとすると、限られた材料で献立を考えることになり、料理の幅が狭くなったり、献立に迷ってしまうこともあります。
ポイントは、すべて使い切ってから買い物するのではなく、使いかけの食材や余りそうなものを優先して使うことです。
今ある食材を使いつつ、足りないものは買い足すという買い方にすることで食品ロスが減り、結果的に食費のムダも減らせます。
2.安い食材はボリュームアップに使う

大豆でかさましした油淋鶏
食費を抑えるために、肉や魚をただ減らすのではなく、安価な食材を組み合わせてボリュームを出します。
筆者がよく使う食材は、豆腐・卵・もやし・きのこ・大豆の水煮などです。
たとえば、
・豚こま+大豆の水煮を揚げたものを合わせて、たんぱく質をボリュームアップ
・炒め物に卵をプラスしてボリュームアップ
・ハンバーグにえのきをプラスしてかさ増し
など、野菜やたんぱく質になる食材を加えることで、満足感をキープしています。
食べ盛りの子どもがいる家庭では、単純に食事量を減らすと満足感が下がり、結局ほかのものを追加で食べることにつながる場合もあります。それを防ぐためにも、安価な食材を上手に組み合わせて、食べ応えを出すことが大切です。
安い食材をそのまま食べるのではなく、ボリュームアップの食材のひとつとして活用し、家族が満足できる量を「トータルで安く作ること」を意識しています。
このように、食事量を削らない節約が、食べ盛りの家庭でも自炊で食費を安く抑えるポイントになります。
3.使いまわしやすい食材を選ぶ

「安いから」という理由だけでなく、いろいろな料理に使えるかどうかを考えて食材を選びます。
1つの料理にしか使えない食材は、余ったときに使い道がなく、食品ロスの原因になることがあります。
一方で、普段からよく使う食材なら、余っても別の料理に回しやすく、最後まで使い切りやすくなります。
筆者が常に買う食材は、
・野菜…玉ねぎ、にんじん、じゃがいも、キャベツ
・肉…豚こま、鶏むね、豚ひき肉
・その他…えのき、卵、豆腐、ちくわ
など、主菜から副菜まで使い回せる食材を中心に購入しています。たとえば、キャベツなら、炒め物やスープ、焼きそばなど、さまざまな料理に使えるので、よく手に取る食材です。
このように、「何に使うか」だけでなく、「余ったら別の料理に使えるか」まで考えて食材を選ぶことで、使いきれずに捨てる食材が減り、ムダな買い物も減らせます。
4.品数より満足感を重視する

具材たっぷりのお鍋
自炊を頑張ろうとするあまり、つい品数を多く作りすぎていませんか?
SNSでも、一汁三菜でバランスの取れた節約献立を目にすることが多々あります。
もちろん品数を揃えることもひとつの方法ですが、毎日実践しようとすると、おかずを作りすぎたり、食材を買いすぎたりすることにもつながります。
毎日たくさんのおかずを揃える必要はありません。一品でも野菜やたんぱく質をしっかり摂れる料理があれば、十分に満足感を得られます。
また、品数を減らすことで、食材費だけでなく調理時間や洗い物などの後片付けの負担も減らせます。自炊の負担が減れば、「自炊が面倒だから」と外食に流れてしまうことも防ぎやすくなるので、一石二鳥です。
「品数が少ない=手抜き」ではありません。作る人も食べる人も、家族みんなが満足できるかどうかを基準に考えるのがポイントです。
5.頑張らなくても作れる料理をもつ

レシピ一覧表
自炊を節約につなげるには、長く続けることが大切です。毎日手の込んだ料理を作ろうとすると、忙しい日や疲れた日に自炊が嫌になってしまいますよね。
そんなときのために、筆者は「今日は料理をしたくない」という日に作れる定番料理をいくつかリストアップしています。
材料を切って炒めるだけ、煮るだけ、ほったらかしでできるものなど、工程が少ない料理をレパートリーにしています。
料理を頑張る日と、最低限で済ませる日を作ってメリハリをつけることで、自炊が負担にならず、長く続けられるようになります。
また、筆者はレシピ一覧表を冷蔵庫などに貼っておき、すぐに調理に取りかかれる環境を作っています。このように、頑張らなくても自炊ができる仕組みを作ることも大切です。
料理のレパートリーを無理に増やすことよりも、迷わず作れる定番を増やすことが、自炊を続けることにつながり、結果的に節約にもつながります。
家族みんなでハッピーな自炊が節約になる!
自炊=必ず食費が安くなるというわけではありません。大切なのは、安く作ることだけを考えるのではなく、「食材をムダにしない」「自炊を無理なく続ける」ことです。
ムダを減らしながら、自分も含めて家族みんなが満足できる自炊を続け、自炊を節約につなげていきましょう!
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