毎日がんばるのやめませんか?家事代行のプロが見た「掃除が終わらない家」の2大原因
出典:写真AC

毎日がんばるのやめませんか?家事代行のプロが見た「掃除が終わらない家」の2大原因

「毎日こんなに掃除をがんばっているのに、どうしていつも終わらないんだろう…」と、家事の負担に疲れていませんか?

家事代行の現場でたくさんの家を見てきて分かったのは、掃除がスムーズに終わるかどうかは、「がんばる頻度」と「部屋の環境」の2つに左右されるということです。

今回は、元家事代行のプロである髙橋彩乃が、時間と気力をすり減らさないための見直しポイントをお伝えします。

①「毎日やらない」と決める

白背景に掃除道具が並んでいる

出典:写真AC

床は毎日掃除機をかけるもの、トイレは毎日しっかり掃除するものと決めてしまうと、できなかった日に罪悪感が生まれます。

でも実際には、掃除は毎日完璧にやらなくても、生活に支障が出ないことも多いです。

家庭環境によってどこに重点を置くかは変わりますが、たとえば次のようにメリハリをつけるだけでも十分です。

床掃除: 週2〜3回にして、気になるゴミだけフローリングワイパーで取る

トイレ: 毎日全体を掃除せず、汚れた部分だけサッと拭く

洗面台: 毎回完璧に磨くのではなく、水滴や髪の毛をその場で取る

このように、「全部を完璧にやらない日」を作ることで、時間も気力も使いすぎずに済みますよ。

掃除をラクにするには、頑張る量を増やすより、やらなくていい部分を見つけることが大切です。

②「掃除しやすい環境」を作る

子供がおもちゃを散らかして遊んでいる

出典:写真AC

掃除の負担を減らすには、頻度だけでなく家の状態も見直したいところです。

家事代行の経験上、掃除に時間がかかる家に共通しているのは、物が多いことです。特に床に物が置いてあると、掃除機をかける前に物をどかす必要があり、掃除を始めるまでのハードルが上がります。テーブルや棚の上なども同じです。

掃除しやすい環境を作るには、いきなり大がかりに物を減らす必要はありません。まずは、よく使う物の戻し場所を決めることから始めます。

リモコンはテーブル近くのかごへ。子どものプリントは一時置きボックスへ。バッグや脱いだ服は床に置かず、定位置を作る。戻す場所が決まるだけで片づけの迷いが減り、床や台の上に物が残りにくくなります。

床に物がない状態なら、掃除機やフローリングワイパーをすぐにかけられますし、テーブルや棚の上に物が少なければ、サッと拭くだけで終わります。

掃除テクニックを増やす前に、掃除しやすい環境を作ることが時短につながります。

掃除は“減らす”ほどラクになる

整ったキッチン

出典:写真AC

毎日やらなくてもよい掃除は、家庭環境に合わせて頻度を下げる。汚れ具合に合わせて、軽く整える日としっかり掃除する日を分ける。さらに、床やテーブルなどに物を置かない、戻す場所を決めるなど、掃除を始めやすい状態にしておく。

この2つを意識するだけで、掃除にかかる時間も気力も減らせます。

掃除は、がんばるほどラクになる家事ではありません。

世間の「当たり前」を手放して、やることを減らし、始めやすい環境を作る。そんな引き算の工夫こそが、毎日の暮らしを無理なく笑顔で続けるための秘訣です。

■執筆/髙橋彩乃…サンキュ!Styleライター。家事代行店の経営経験を持つ"家事のプロ"。現在は軽度知的障害を持つ息子(夫の連れ子)を育てる、ステップファミリーの母として奮闘中。元コックでもあるプロの技術を生かして、時短×節約×丁寧な暮らしの最適解を模索中です!

編集/サンキュ!編集部

サンキュ!公式発表および著作権(記事コンテンツ・画像等)を許可なく複製、転載、翻訳すること(記事の内容を要約して配信する行為を含む)を禁止します。著作権表記が外された場合には厳正に対処します。

髙橋彩乃の記事をもっと見る

PICKUPピックアップ

TOPICS人気トピックス

RECOMMENDおすすめ記事

広告バナー
広告バナー