梨の薬膳パワー

出典:写真AC
日本梨は約88%が水分で、食物繊維も含まれています。みずみずしくさっぱりした果物です。
薬膳では、梨は体に不足した潤いを生み出す「生津」、乾燥を和らげる「潤燥」の働きを持つと考えます。
・口や喉が渇く
・肌がカサつく
・空咳が気になる
・残暑の熱っぽさが残る
このようなときに取り入れやすい食材です。
ただし、梨は体の熱を冷ます性質があるとされています。冷えやすい人、胃腸が弱い人、軟便や下痢がある人が、冷蔵庫で冷やした梨を一度にたくさん食べると、負担になることもあります。
体調に合わせて、常温に戻す、加熱する、量を控えるといった調整が必要です。
おすすめの食べ合わせ・食べ方

出典:写真AC
乾燥が気になる人は「梨+はちみつ」
食べやすい大きさに切った梨へ、少量のはちみつをかけるだけの簡単デザートです。
薬膳では、梨とはちみつは、どちらも体に潤いを補う食材と考えます。喉や口の渇き、肌のカサつきが気になる日の間食におすすめです。
冷えやすい人は、梨を冷蔵庫から出してすぐに食べず、常温に戻してから取り入れましょう。
肌の潤い不足が気になる人は「梨+白きくらげのコンポート」
薬膳では、白きくらげは体の潤いを養い、乾燥しやすい肌や喉をいたわる食材として使われます。梨と組み合わせることで、秋の潤いケアにぴったりのデザートになります。
水で戻して硬い部分を取り除いた白きくらげと、食べやすく切った梨を鍋に入れ、少量の水で15~20分ほど煮ましょう。お好みではちみつを加えても良いですよ。
冷えやすい人は「梨+シナモン」のレンジ蒸し
梨を食べたいけれど、体の冷えや胃腸への負担が気になる人には、温めて食べる方法がおすすめです。
梨半分を食べやすく切って耐熱容器に入れ、ふんわりとラップをかけます。電子レンジ600Wで2~3分ほど加熱し、仕上げにシナモンパウダーを少量かけましょう。
薬膳では、シナモンは体を温め、冷えによって滞っためぐりを助けるものと考えます。梨を加熱することで冷たさも和らぎ、冷えやすい人でも取り入れやすくなります。
まとめ

出典:写真AC
梨は、残暑の熱を冷ましながら、秋に不足し始める潤いを補う、秋の養生に取り入れやすい果物です。
ただし、大切なのは「梨が体に良いから食べる」だけで終わらせないこと。食べた後に体が冷えないか、喉や肌の乾燥がどう変化したかを観察してみましょう。
喉や肌の乾燥が気になる人は「梨+はちみつ」、乾燥による肌のパサつきが気になる人は「梨+白きくらげのコンポート」、冷えやすい人は「梨+シナモン」のレンジ蒸しがおすすめです。
その日の体調に合わせて食べ方を変えながら、旬の梨をおいしく楽しんでください。
※記事の内容は記載当時の情報であり、現在と異なる場合があります。
※記事によっては、生成AI(Adobe Firefly、Geminiなど)によって制作された画像が含まれる場合があります。