主婦に人気の医療事務の資格を 取るにはどうしたらいいの?

主婦に人気の医療事務の資格を 取るにはどうしたらいいの?

主婦が取得する資格として、必ずトップ3には入っている医療事務。よく聞く資格だけど一体どんなものなの? 医療事務の資格のこと、資格の取り方、仕事内容、働き方、給与などを紹介します。

医療事務ってどんな資格なの?

医療事務とは、全国の病院やクリニックなどの医療機関の受付、経理や事務などをする仕事です。医療事務は、お医者さんや看護師さんなどのような国家資格はなく、民間の資格が数多くあります。自分がどの医療機関でどのように働きたいかなど目的に合った民間の資格試験を選んで受験するといいでしょう。

医療事務の資格のメリットは?

医療事務のスキルは一生モノ。一度身につけたら、子育てなどでブランクがあっても、復職しやすいところが大きなメリットです。しかも、病院などの医療機関は全国にありますから、どこに引っ越しても仕事ができます。さらに、正社員でフルに、子どもを幼稚園に預けている間にパートでと、働き方を自由に選べるのも医療事務の大きな魅力です。

資格はどうやって取るの?

医療事務の資格を取る方法は大きく分けて4つあります。

【通信講座を受講する】
時間と場所の制約がない通信講座は、自分のペースで進められて、費用も抑えられるのが魅力。ですが、一人できちんと時間をつくり、やり遂げる意志の強さが必要になります。カリキュラムは充実していて、質問などをメールで受け付けてくれるところもあります。

【専門の講座に通う】
講師から直接学ぶことができ、疑問はその場で解決するため、いちばん効率的な方法。でも、きちんと通えることが条件。費用も通信講座よりは割高になります。

【専門学校などで学ぶ】
専門学校、短大、大学に入学し、時間をかけて学べます。医療事務だけでなく、医療・福祉、法規や経営などまで幅広く学べるところがメリット。就職率も高くなりますが、その分、時間と費用がかかります。

【独学で勉強する】
自分でテキスト、問題集などを取り寄せて、黙々と一人で勉強する方法。費用は問題集などの購入費くらいしか必要ありませんが、かなりの強い意志と覚悟がないと続きません。ある程度、医療事務の知識がある人向きです。

受験資格、試験日程、費用など

医療事務関連は、すべて民間の資格試験となります。資格試験はたくさんあるので、病院やクリニックで働きたい人向けの代表的なものだけ紹介します。
【医療事務技能審査試験(メディカルクラーク®)】
・受験資格……不問
・試験日程……年12回(毎月)
・試験内容……学科試験、実技試験I、実技試験II
・受験料……7500円

  • ・主催している団体……一般財団法人 日本医療教育財団
  • 【診療報酬請求事務能力認定試験】
    ・受験資格……不問
    ・試験日程……年2回(7、12月)
    ・試験内容……学科試験、実技試験
    ・受験料……9000円

  • ・主催している団体……公益財団法人 日本医療保険事務協会
  • 【医科医療事務管理士®技能認定試験】
    ・受験資格……不問
    ・試験日程……年6回(奇数月の第4土曜日)
    ・試験内容……学科試験、実技試験
    ・受験料……7500円

  • ・主催している団体……株式会社技能認定振興協会
  • ※インターネットで自宅受験もあります。この場合の受験料は、3000円。

    【医療事務認定実務者(R)試験】
    ・受験資格……不問
    ・試験日程……毎月1回
    ・試験内容……学科試験、実技試験
    ・受験料……5000円

  • ・主催している団体……全国医療福祉教育協会
  • ※インターネットで自宅受験もできます。

    どんなところで働けるの?

    病院やクリニックなどの医療機関で働きます。主な仕事は、病院などの受付、患者さんの応対、会計、診療報酬明細書(レセプト)作成などです。

    ●受付……患者さんを笑顔でお迎えし、保険証の確認や基本情報の登録などを行い、病状に適した診療科を案内します。また、来院の予約などの電話対応を行うことも。

    ●会計……診察後、診察内容に沿って費用を計算し、患者さんに窓口負担額を請求する会計業務をします。計算後は、窓口で会計を行うか精算機にご案内します。

    ●医療費の計算……会計のときに患者さんが支払うのは、医療費の一部。その残りを健康保険組合などに請求する診療報酬明細書(レセプト)の作成も重要な仕事です。

    そのほか、入院病棟のナースステーションで検査伝票、カルテの管理や面会者の受付を行う仕事、患者さんの入退院をサポートする入退院受付業務などもあります。

    働き方は、フルタイムでなくてもOK?

    医療事務は、正社員、派遣スタッフ、パートタイマーと、働き方を自由に選べるところが大きな魅力です。正社員は安定した収入が得られるし、派遣スタッフやパートタイマーは自分のライフスタイルに合わせて働く時間を選べます。「子どもが小さいうちは、パートタイマーで午前中だけ。子どもが大きくなったら、正社員になってフルタイムで働こう」というプランニングも可能です。

    どのくらいの給料がもらえるの?

    経験やスキルなどによって給料は変わってきますが、大まかな収入の平均を挙げておきます。参考にしてみてください。
    ●正社員……月給17万円〜19万円
    ●派遣スタッフ……時給1000円〜1500円
    ●パートタイマー……時給800円〜1200円
    正社員になると当然、各種保険完備で、賞与や残業代が別途支給されます。経験を重ねてスキルをしっかりと身につけていくと、給与アップも期待できます。

    まとめ

    勤務時間をフレキシブルに選べるのが、子育てママには大きな魅力ですね。しかも一度身につけたら、しばらく休んでもまた復職できる医療事務の資格はまさに一生モノといえそう。

    取材・文/有馬未央(KIRA KIRA)
    ※記事の内容は2018年9月時点のものです
    ※記事内でご紹介しているリンク先は、削除される場合がありますので、あらかじめご了承ください。
    ※記事の内容は記載当時の情報であり、現在と異なる場合があります。

    参考文献・参考サイト

    「最新 医療事務のすべてがわかる本」青地記代子監修 日本文芸社刊

  • ■一般財団法人 日本医療教育財団
  • ■公益財団法人 日本医療保険事務協
  • ■株式会社技能認定振興協会
  • ■全国医療福祉教育協会
  • ■学校法人三幸学園グループ 日本医療事務協会
  • ■ユーキャン
  • ■キャリアカレッジジャパン
  • ■監修/サンキュ!編集部…今すぐできる素敵なくらしのアイデアを毎日発信中。お金の貯め方から、時短掃除、洗濯、料理作りなどの家事の知恵、インテリア&収納、ダイエットや美容、ファッションコーデ、マナー、暮らし方の提案まで幅広く情報をお届けします。



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