人間の脳は元々「省エネビンボー脳」なんです。
「脳は不眠不休。24時間働き続けるために、常に省エネモードで動いています。そのため深く考えて判断するのを嫌がり、ラクなほうを選ぶクセがあるのです」と菅原先生。つまり、放っておくと私たちは、無意識のうちに物欲やセールに流されてしまうというワケ。
- でも、少しずつ「脳にいいクセ」をつけていけば「金持ち脳」に変われます!
ではビンボー脳を脱却するには?
「実は脳のクセは上書きが可能。少し意識すれば、誰でも”金持ち脳”のクセをつけることができます。脳に負荷をかけず、いいクセをつければ、自然とお金が貯まる行動をとれるようになりますよ」。
ビンボー脳

- 貯まらない人の前頭葉はメモリーオーバーしている!
よく考えずにお金を使ってしまうのは、前頭葉に考える余力がないせい。「前頭葉のワーキングメモリーはすぐ消費されるので、例えば家に物があふれていて、探し物が多かったりすると、それだけで脳はメモリーオーバーして判断力が落ちます」。
- 生活の乱れで脳にダメージが!
脳が疲れると、理性的な判断ができなくなり、ますます流されやすいサイクルに!「特に生活の乱れは脳に悪影響。ストレスや睡眠不足が慢性化している人は注意しましょう」。
金持ち脳

- 貯めてる人の前頭葉はメモリーに余裕あり
「前頭葉がクリアーな状態であれば、買い物もしっかり考えて判断することができます」。貯めてる人は家事をルーティン化するなど、考えることを減らしてストレスのない毎日をつくるのが上手。実はそれが脳のメモリーを守っているのかも!
- 貯めてる人の脳はフレッシュで元気
疲れやストレスのない脳はゆとりがあり、冷静に買う物を判断できる。「人や情報に流されず、自分が本当に必要としているかを落ち着いて考えられるので、浪費を防げます」。
金持ち脳に変えるためにはこうしよう!
◆たくさん寝よう(これ超大事!)
脳の疲れを取るのに、重要なのが睡眠。「睡眠が充分でないと、脳のパフォーマンスは一日中ダウン。判断力を保つためにもしっかり寝て、寝不足の日は昼寝でカバーを」。
◆リセットする時間をつくろう(脳の再起動)
入浴や瞑想などで、緊張をほぐすのも有効。「リラックスするとセロトニンというホルモンが分泌され、疲れた脳がリセット。冷静さにも作用し、物欲に走るのを防げます」。
◆やることや決めることを減らそう
判断することが多くなると脳はすぐメモリーオーバーに。「Appleの創業者スティーブ・ジョブズが、服選びの判断を減らして仕事に集中するため、毎日同じ服を着たエピソードは有名。部屋を整理し片づけやすくするなど、脳の負担を減らしてお金を使う時に集中できるようにしましょう。”やらないこと”を決めるのもおすすめ」。
※図はあくまでイメージです。正しい脳の仕組みや範囲を示すものではありません。