毎日の食事作りがラクになる「ストックおかず」のアイデア

毎日の食事作りがラクになる「ストックおかず」のアイデア

「お腹すいた」「早く食べたい」と家族に急かされながら、慌てて台所に立つことはありませんか?
忙しい毎日に疲れて余裕のない時、自分のペースで作れない瞬間は、毎日の食事作りに対してどっと負担を感じるものです。

今回は、そんな時にも簡単な下ごしらえのみで食事作りをラクにしてくれる冷凍ストックを、行政セミナーを数多く務める食品保存専門家の佐々木麻衣がご紹介します。

冷凍向きの食材選びと下ごしらえ

様々な種類の野菜

出典:写真AC

冷凍に向いているのは、水分が多すぎず、加熱調理で使うことが多い食材です。きのこ類や肉、下ゆでした野菜などは、冷凍することで食感やうま味が引き出され、日々の料理に使いやすくなります。反対に、生食が前提の野菜や水分の多いものは、冷凍後に食感が変わりやすいため注意が必要です。

ストック!負担にならない「冷凍おかず」

包丁で皮を剥いた野菜が並んでいる

出典:写真AC

冷凍ストックというと、「まとめて作らなきゃ」「時間のある日に仕込まなきゃ」と少しハードルが高く感じてしまうことがあります。
でも本来の冷凍ストックは、がんばるためのものではなく、毎日の負担を軽くするための準備です。
今回は簡単に作れるストックおかずを3種ご紹介します、ぜひお試しください。

即席カレーうどん

冷凍うどんに豚肉・ネギ・カレールーがのっている

【材料 1人分】保存期間1か月

・冷凍うどん 1玉
・豚肉 適量
・ネギ 適量
・カレールー 1かけ

【作り方】

1.凍ったままの冷凍うどんに、豚肉・ネギ・カレールーをのせる。
2.全体をラップで包み、冷凍用保存袋に入れて空気を抜いて冷凍保存する。

【調理の仕方】鍋調理

1.小鍋で160mlの水を沸騰させる。
2.ルーを上向きに冷凍カレーうどんを入れ、時々混ぜながら煮込む。
3.うどんに火が通り、ルーが溶けてとろみがついたら完成。
※必要な場合、水の量は加減してください。

【調理の仕方】電子レンジ調理

1.レンジ加熱の場合は、深めの耐熱容器にうどんを上向きにしてふんわりラップをします。
2.600Wで4~5分加熱し、一度混ぜてから再び2~3分加熱する。
3.全体に火が通り、とろみがついたら完成。

厚揚げチーズ

絹揚げに大葉・チーズをサンドして冷凍用保存袋に入っている

【材料 2人分】保存期間1か月

・厚揚げ 2枚
・大葉 4枚
・チーズ 適量

【作り方】

1.厚揚げを半分に切り、中にそれぞれ切込みを入れる。
2.大葉・チーズを詰め、個々にラップに包む。冷凍用保存袋に入れて空気を抜いて冷凍保存する

絹揚げに大葉・チーズをサンドしたものが4つ並んでいる

【調理の仕方】

1.フライパンに油を熱し、冷凍のまま中火で蓋をして、両面焼き色がつくまで加熱する。
2.中まで火が通り、チーズが溶けたら塩コショウで味をつけ、皿に盛り付けたら完成。
醤油・砂糖・みりんで甘じょっぱく味をつけてもおすすめです。

豆腐ハンバーグ

ハンバーグのタネが冷凍用保存袋に入っている

【材料 2人分】保存期間1か月

・豚ひき肉 150g
・絹豆腐 1/2丁
・えのき 1/2束
・パン粉 大さじ1
・米粉(または片栗粉) 大さじ1
・醤油 小さじ1

【作り方】

保存袋に豆腐ハンバーグの材料が入っている

1.冷凍用保存袋にひき肉・絹豆腐・パン粉・米粉・醤油を入れ、えのきは石突を取り除いたものを調理バサミで1㎝幅ほどに切って加える。全体が混ざるようによく捏ねる。
2.空気を抜いて密封する。必要な数量分、箸でくぼみを入れて冷凍保存する。
※くぼみを入れることで、必要な分量のみを取り出しやすくなります。

 

【調理の仕方】

1.フライパンに油を熱し、冷凍の豆腐ハンバーグを入れ、蓋をして中火で焼く。
2.焼き色がついたら、裏返して蓋をして再び焼く。
3.中に火が通り、焼き色がついたら皿に盛り付けて完成。
お好みでポン酢や大根おろし・大葉などをのせると美味しくいただけます。

安全で美味しく仕上げる調理の工夫

調理の時にはしっかり

耐熱ガラス容器が置かれている

出典:写真AC

火を通すことが大切です。
今回のように冷凍のまま加熱調理を行い、短時間で食卓に並べることを前提にストックする場合は、加熱ムラができないように仕上げます。火の通りやすい食材を中心に使用することや、火の通りにくい肉や魚を使う場合は、厚めに切らずに小さめにカットして加熱ムラが軽減するように工夫すると調理がラクになります。また、ボイルする場合・レンジ加熱する場合も注意が必要です。

せっかく調理したものの、方法に誤りがあると「ボイルで袋が溶けてしまった!」「レンジ加熱でラップ・容器が変形してしまった!」とせっかくの準備が無駄になってしまいます。冷凍の食品を加熱調理するにはしっかりとした加熱量が必要になります。ボイルする際には耐熱温度の高い保存袋を使用したり、電子レンジで加熱する場合には食品に直接触れることの多いラップ・容器も耐熱温度の高いアイテムを利用することが大切です。心配な方は、耐熱容器に移しかえて調理することをおすすめします。

少し余裕のある日に下ごしらえをしてストックおくことで、忙しい日の自分を助けてあげられるお守りとなります。
自分・家族に「しっかり食べさせたい」という気持ちを、大きな負担ではなく、小さな工夫で支えていきましょう。

 

※記事の内容は記載当時の情報であり、現在と異なる場合があります。
※Adobe Fireflyで作成した画像を使用している場合があります。

※電子レンジで液体を加熱するとき、沸点に達していても、沸騰しないことがごくまれにあります。この状態の液体が、ちょっとした刺激で急激に沸騰を起こし、液体が激しく飛び散ることがあります。(=突沸現象)。やけどの原因になりますので、ご注意ください。
※電子レンジの加熱時間は、とくに記載のない場合は600W時の目安です。

 

■執筆/佐々木麻衣…サンキュ!STYLEライター。料理家・食品ロス削減コンサルタント・冷蔵庫収納スペシャリスト。3大ロスを減らし家事をラクにする「冷凍貯金・食材保存・冷蔵庫収納」のセミナー講師も務めている。復数の冷凍術を駆使することで、年間36万円の食費削減を叶える節約と保存のプロ。

編集/サンキュ!編集部

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