なぜ「旬」を知ることが子どもの食育になるの?

出典:写真AC
食育は食べることだけでなく、食材を知ったり、選んだり、調理に関わったりすることも大切な要素です。
なかでも旬の食材は、季節と食べ物のつながりを知る身近な教材になります。
例えば秋ならさつまいもやきのこ、柿などがあります。スーパーで買い物をするときに「秋になると、こんな食べ物がたくさん並ぶんだね」と話しかけるだけでも、食材に目を向けるきっかけになります。
わが家では、子どもに「今日のお味噌汁に入れるなら、どのお野菜がいい?」と選んでもらうこともあります。
食育実践プランナーとして意識しているのは、知識を一方的に教えるのではなく、子ども自身が食材を見て、考えて、選ぶ機会をつくること。
旬の食材をすべて覚える必要はありません。いつもの買い物に季節の話題を一つ加えるところから始められます。
会話が弾む!子どもと一緒に旬を楽しむ食卓づくり

出典:写真AC
購入した食材は、調理する前に子どもに見せてみるのもおすすめです。
例えば、さつまいもなら「切る前はどんな色かな?」「中も紫色だと思う?」と質問してみます。実際に切った断面を見せることで、調理前後の違いを親子で楽しめます。
きのこなら形や大きさを比べたり、柿なら皮をむく前後の色を観察したりするのも一つの方法です。
また「この野菜は何という名前だと思う?」「どんな料理にしたらおいしそう?」と答えが一つではない質問を取り入れると、子どもも自分の考えを話しやすくなります。
食卓では「今日のお味噌汁には、さっき選んだきのこが入っているよ」と伝えるなど、買い物から食事までの経験をつなげてみましょう。
大切なのは正しい答えを教えることよりも、親子で食材について会話する時間を楽しむことです。
頑張って料理しなくてもOK!いつもの献立に「旬」を1つプラス

出典:写真AC
旬の食材を取り入れるために、特別な料理を作る必要はありません。
例えば、いつものお味噌汁にさつまいもやきのこを加える、鮭ときのこをホイル焼きにする、さつまいもを蒸しておやつにするなど、普段の献立に一品取り入れるだけでも十分です。
子どもと一緒に調理するなら、きのこを手でほぐす、洗ったさつまいもを並べる、盛り付けを担当してもらうなど、年齢に合わせて無理なく参加できる作業をお願いしてみましょう。包丁や加熱調理は大人が担当するなど、安全面にも配慮します。
また旬の食材を用意したからといって、必ず食べてもらう必要はありません。
食べることに加えて、見たり、触れたり、名前を知ったりする経験も大切にしたいものです。
まずは次の買い物で、子どもと一緒に季節の食材を一つ選んでみませんか?いつもの食卓が、親子で旬を楽しむ食育の時間になりますよ。
※記事の内容は記載当時の情報であり、現在と異なる場合があります。
※記事によっては、生成AI(Adobe Firefly、Geminiなど)によって制作された画像が含まれる場合があります。