【忙しい日の救世主】温めるだけで栄養満点!夕食作りを劇的にラクにする冷凍ストックの賢い活用術3選

【忙しい日の救世主】温めるだけで栄養満点!夕食作りを劇的にラクにする冷凍ストックの賢い活用術3選

忙しい日や疲れた日、温かいスープが一杯あるだけで、食卓に安心感が生まれますよね。

野菜やたんぱく質を入れたスープは、栄養を手軽に取り入れやすく、朝食や夕食の一品にもぴったりです。

そんなスープを冷凍庫にストックしておけば、時間がない日でも温めるだけで食べられる心強い味方になります。

ただし、スープは何でもそのまま冷凍すればよいというわけではありません。具材や味付けの工夫次第で、解凍後のおいしさや食べやすさが大きく変わります。

ナビゲートするのは、複数の冷凍術を駆使することで、年間36万円の食費削減を叶える節約と保存のプロ・佐々木麻衣です。

数々の講師経験を活かした「冷凍ワザ」を家庭で簡単に実践できるようにお伝えします。

【基本】解凍しても美味しい!冷凍スープの具材選びと味付けのコツ

出典:写真AC

冷凍スープをおいしく楽しむためには、まず具材選びが大切です。

冷凍に向いているのは、にんじん、玉ねぎ、きのこ類、蓮根、キャベツ、鶏肉、ベーコン、大豆など、加熱しても食感が残りやすい食材です。

一方で、じゃがいもやかぼちゃなどは、冷凍すると食感が変わりやすく、風味も大きく変化する食材です。使う場合は、つぶしてポタージュ状にしたり、食べる直前に加えたりすると、おいしくいただけます。

味付けは、冷凍前に少し薄めに仕上げておくのがおすすめです。

冷凍中に食材へ味がなじみ、解凍後に味が煮詰まり味が濃くなりやすいため、最初は基本の下味程度で十分です。

食べる直前に塩、しょうゆ、味噌、カレー粉、チーズなどで調整すると、その日の気分に合わせてアレンジしやすく、飽きずに楽しめます。

また、冷凍する時は必要な調理分を小分けにしておくと便利です。平たく冷凍すれば解凍時間も短くなり、忙しい日の時短にもつながります。

【レシピ】冷凍しておくと便利!飽きずに楽しめる冷凍スープ3選

冷凍スープは、使う具材や味付けを変えることで、飽きずに楽しめます。

ここでは、冷凍ストックに向いていて、食べる時の味変やリメイクもしやすいスープを3つ紹介します。

1.野菜たっぷりコンソメスープ

野菜たっぷりコンソメスープ

たまねぎ、にんじん、キャベツ、きのこ、ハムやウィンナーなどを使った定番のコンソメスープは、冷凍ストックにぴったりです。

●材料
・キャベツ 2枚
・たまねぎ 1/4個
・にんじん 1/4本
・きのこ 50g
・ベーコン 2枚
・コンソメ顆粒 大さじ1

●作り方
1.キャベツは一口大、たまねぎは1㎝幅、にんじんは皮を剥いて細切りにし、きのこは石づきを取りのぞき、食べやすい大きさに切ります。
2.冷凍用の保存袋に、野菜・コンソメ顆粒を入れて、空気を抜きながら密閉します。
3.冷凍庫に入れて凍らせます。使う時は、水300mlを熱した鍋に凍ったまま入れて沸騰したら完成です。
冷凍した野菜は、熱の通りがよく、短時間で火が通るため、短い時間で調理ができます。

2.鶏肉と根菜の和風スープ

鶏肉と根菜の和風スープ

鶏肉、にんじん、大根、きのこなどを入れた和風スープは、ほっとする味わいで朝食や夕食に活躍します。

だしベースで薄めに仕上げておき、食べるときに味噌を加えれば味噌汁風に、しょうがを加えれば体が温まるスープになります。

出汁と一緒に冷凍することで、食材に旨味が入りやすく、より美味しく仕上がります。

大根などの繊維の多い野菜は、細かく切ることで、食感の変化を感じにくく口当たりよく食べやすく仕上げることができますよ。

●材料
・鶏もも肉 1/2枚
・にんじん 1/2本
・長いも 50g
・大根 50g
・きのこ 50g
・しょうが 1欠
・和風顆粒だし 小さじ 1/2
・水 100ml

【食べる時に加える調味料】
・しょうゆ 大さじ2
・みりん 大さじ2
・塩 適量

●作り方
1.鶏もも肉はひと口大に切ります。にんじん、大根、しょうがは皮をむき、細切りにします。長いもはよく洗い、皮付きのまま3㎜程のいちょう切りにします。きのこは石づきを取り除き、食べやすい大きさに切ります。
2.冷凍用保存袋に、切った具材、和風顆粒だし、水100mlを入れます。平らにならし、空気を抜きながらしっかり密閉します。
3.冷凍庫に入れて凍らせます。
4.使う時は、水400mlを熱した鍋に凍ったまま入れます。沸騰して鶏肉に火が通ったら、しょうゆ、みりんを加え、塩で味をととのえて完成です。

3.豆と野菜のトマトスープ

豆と野菜のトマトスープ

ベーコン、たまねぎ、きのこなどをトマトベースで煮込んだスープは、シンプルでありつつ食べ応えがあり、忙しい日の軽食にもおすすめです。

解凍後にチーズをのせたり、ショートパスタやご飯を加えたりすると、満足感のある一品になります。

●材料
・ベーコン 2枚
・きのこ 50g
・たまねぎ 1/2個
・ひよこ豆(蒸し) 100g
・にんにく 1片
・トマト缶 1缶
・オリーブオイル 大さじ2
・塩 小さじ 1/2
・水 100ml

●作り方
1.たまねぎとにんにくはみじん切り、きのこは石づきをとりのぞき食べやすい大きさに切ります。
2.鍋にオリーブオイルを入れ中火で熱し、にんにく・たまねぎを炒め、にんにくの香ばしい香りがしてきたら、きのこを加えて軽く炒め、蓋をして焦げないように注意しながら弱火で3分蒸し焼きにします。
3.鍋に水100mlとトマト缶・ひよこ豆・塩を入れ中火で熱しながら、ゆっくりと混ぜ合わせます。トマトがかたまりの場合は潰しながら混ぜてください。蓋をして沸騰したら2分煮込みます。
4.冷めたら保存袋に入れて、密閉して冷凍保存します。
5.使う時は、水300mlを熱した鍋に凍ったまま入れて沸騰したら完成です。

【時短】スープだけじゃない!別料理への賢いリメイク・活用方法

リゾット

出典:写真AC

冷凍スープは、そのまま温めて食べるだけでなく、別の料理のベースとして使えるところも便利です。

たとえば、野菜たっぷりのコンソメスープは、シンプルな味付けなので、加熱調理する際にトマトを加えてミネストローネ風にしたり、新たにカレー粉を加えてスパイススープにしたりと、アレンジしやすいのが魅力です。

和風スープは、しょうゆ・みりんの代わりに味噌を入れて具沢山のお味噌汁として仕上げたり、うどんや雑炊などに展開しやすいのが特徴です。

卵を落としたり、冷凍ごはんを加えたりするだけで、体にやさしい軽食になります。

トマトスープは、お米を加えてリゾットやパスタソース、煮込み料理のベースとしても活用できます。

具材がしっかり入っているので、短時間でも味に深みが出やすく、忙しい日の一品作りに役立ちます。

スープを“完成品”として冷凍するだけでなく、「次の料理のベース」として考えておくと、冷凍ストックの活用幅がぐっと広がります。

冷凍スープを味方につけて、忙しい日も無理なくおいしく

冷蔵庫をのぞく女性

出典:写真AC

冷凍スープは、忙しい日々の食卓を支えてくれる心強いストックです。

具材選びや味付けを少し工夫するだけで、解凍後もおいしく食べやすくなり、アレンジやリメイクもしやすくなります。

「今日は作る元気がない」という日でも、冷凍庫にスープがあるだけで、気持ちが少し軽くなることがあります。

無理なく続けられる冷凍スープを取り入れて、毎日の食事作りを少しラクに、そしておいしく楽しんでみてください。

※記事の内容は記載当時の情報であり、現在と異なる場合があります。
※記事によっては、生成AI(Adobe Firefly、Geminiなど)によって制作された画像が含まれる場合があります。

 

■執筆/佐々木麻衣…サンキュ!STYLEライター。料理家・食品ロス削減コンサルタント・冷蔵庫収納スペシャリスト。3大ロスを減らし家事をラクにする「冷凍貯金・食材保存・冷蔵庫収納」のセミナー講師も務めている。復数の冷凍術を駆使することで、年間36万円の食費削減を叶える節約と保存のプロ。

編集/サンキュ!編集部

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