どうして今?夏前にエアコンを動かす「試運転」が大切なワケ

出典:写真AC
暑さを感じたときに、何気なくスイッチを入れるエアコン。実は、その「夏本番になってから初めて動かす」という何気ない行動が、思わぬ大ピンチを招く原因になってしまうことも……。
エアコンの修理やクリーニングの業界データによると、本格的な暑さを迎える7月や8月は、エアコンの修理やクリーニングの予約が1年で一番殺到する時期なのだそう。もし真夏にスイッチを入れて「動かない!」となった場合、修理や買い替えをお願いしたくても、業者さんがすぐには来られないケースがあります。
だからこそ、5月〜6月の今のうちに一度スイッチを入れてみる「試運転」をしておくのが、賢く快適に夏を迎える正解です。今の時期なら、万が一不具合が見つかっても、夏本番までに余裕を持って修理や買い替えの対応ができます。
自分でできるエアコン掃除&試運転のステップ
それでは、お休みの日にパパッとできる、かんたんなお掃除とチェックの手順を見ていきましょう!高所の作業もあるので、足元には十分気をつけて、無理のない範囲で試してみてくださいね。
ステップ1:リモコンと本体まわりのチェック
しばらく使っていない間に電池が切れていませんか?液晶が薄くなっていたら新しい電池に変えましょう。予備の電池もおうちにストックしておくと安心です。ついでに、手垢のつきやすいボタンや、エアコン本体の上に溜まったホコリをハンディモップなどで優しくサッと取り除きます。
ステップ2:室外機のまわりをお片付け
屋外にある室外機の周りに枯葉がたまっていたり、物を置いたりしていませんか?すっきりと片付けて風通しをよくしてあげましょう。まわりを拭くときは、汚れてもいい古いタオルを使うのがおすすめです。
ステップ3:スイッチを入れて「試運転」
室温よりも3℃以上低い温度(冷房25℃以下など)に設定して、10分ほど運転します。「冷たい風がちゃんと出ているか」「ヘンな音やランプの点滅はないか」「水漏れしていないか」を耳を澄ませてチェックします。
電気代を抑える!フィルターお手入れのコツ
試運転と一緒に必ずやっておきたいのが、「フィルターのお掃除」です。ここにホコリがギッシリ詰まっていると、エアコンが「もっと頑張らなきゃ!」と無理をして、余計な電気代がかかってしまうんです。
お掃除の手順はとってもシンプル!
※なお、お持ちのエアコンの機種(特にお掃除機能付きエアコンなど)によっては、フィルターの取り外し方やお手入れ方法が異なる場合があります。故障を防ぐためにも、作業前にお手持ちの取扱説明書を必ず確認してくださいね。
- エアコンの運転を必ず止めて、前面のパネルを開けます。
- フィルターを外す前に、まずは「表側」から掃除機でホコリを吸い取ります(これでホコリの飛び散りを防げます)。
- フィルターを外して、今度は「裏側」からシャワーで水洗いをします。汚れが気になるときは、台所用の中性洗剤を少し使って、優しく洗ってあげましょう。
- タオルで優しく水気を拭き取り、日陰でしっかり乾かしてから元に戻します。
エアコンメーカーや掃除の専門家からも、エアコンを毎日使うシーズン中は、「2週間に1回」のペースでフィルターをお掃除するのが理想的なのだそう。これだけでお部屋の冷え方がグッとよくなり、電気代の節約にも直結しますよ。ホコリを吸い込まないよう、マスクをつけて作業してくださいね。
気になる「ニオイ」があったら?無理せずプロにお任せ
試運転をしたときに、「なんだかカビくさいな……」「酸っぱいニオイがする」と感じたら、それはエアコン内部に汚れやカビが隠れているサインです。
「自分で中までキレイにしたい!」と思うかもしれませんが、エアコンの内部はとってもデリケート。専門知識がないままスプレーなどでお掃除しようとすると、故障や思わぬ火災の原因になるリスクがあります。お掃除機能がついている場合はそのボタンをピッとする程度にとどめ、奥の汚れは無理をせず、プロのクリーニングにお任せするのが一番安全で確実です。
混み合うハイシーズンを迎える前に、早めに予約をしておくのがおすすめです。
まとめ
エアコンの試運転やお掃除は、少し面倒に感じるかもしれません。でも、本格的に暑くなる前の今のうちにちょっとだけ手をかけてあげることで、夏本番を「あわてず、心地よく、そしてお財布に優しく」迎えることができます。
毎日頑張るあなたとご家族が、この夏も笑顔で元気に過ごせますように。今週末にでも、まずはリモコンの電池チェックから、ゆるっと始めてみませんか?
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