料理は考えることと片づけることを減らすとラクになる

出典:写真AC
料理の負担は、調理時間だけで決まるわけではありません。
献立を考える、買い物をする、段取りを組む、調理をする、後片づけをする。こうした工程が毎日積み重なることで、料理は重たい家事になりやすくなります。
中でも見直したいのが、献立を考える時間と洗い物です。
何を作るかで毎日悩まない。調理の段階から洗い物を増やさない。この2つを意識するだけで、料理の負担はかなり軽くなります。
料理をラクにするために必要なのは、手際をよくすることだけではありません。やること自体を減らす仕組みを作ることが大切です。
①「献立を考える時間」を削減する

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料理で意外と負担になるのが、何を作るか考える時間です。
疲れている日に冷蔵庫を開けて、そこから献立を考えるのは手間がかかります。実は調理の現場でも、毎回その場で一から考えているわけではありません。ある程度決まった流れやメニューがあるから、作業をスムーズに進められます。
家庭でも、献立を考える回数を減らすだけで、毎日の料理は回しやすくなります。
おすすめは、曜日ごとに食材や料理のジャンルをざっくり決めておく方法です。
・月曜は豚肉
・火曜は魚
・水曜は牛肉
・木曜は麺類
・金曜は鶏肉
このように大まかなルールを作っておくと、今日は何を作ろうと悩む時間を減らせます。完璧に守る必要はありません。迷わないための目安として使うだけで十分です。
さらにラクにしたい場合は、2週間分ほどの献立をまとめて決めておく方法もあります。特売の日に肉や魚をまとめて買い、冷凍庫にある食材をもとに献立を組むと、食材のムダも出にくくなります。
決めた献立はスマホのメモに入れておけば、買い物前にも確認しやすくなります。毎日悩む状態から、決まっている中から選ぶ状態に変えるだけで、料理に取りかかるまでの負担は軽くなります。
②洗い物を増やさない調理に変える

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料理の負担を減らすには、洗い物を増やさないことも大切です。
家事代行の現場でも、作ることより片づけの負担が大きいと感じている家庭は少なくありませんでした。どれだけ短時間で作れても、シンクに洗い物がたくさん残っていると、料理全体の負担感は増えてしまいます。
洗い物を減らすには、調理前から道具を増やさない前提で動きます。
たとえば、下味をつけるときはボウルではなくポリ袋を使う。フライパンやオーブン皿にはクッキングシートやシリコン加工のフライパン用アルミホイルを敷く。フライパンひとつで完結するメニューを選ぶ。
これだけでも、洗うものはかなり減らせます。
特にポリ袋は、浅漬け、から揚げの粉付け、野菜の塩もみ、クッキー生地作りなどにも使えます。100均などで安価にまとめ買いしやすく、家庭でも取り入れやすいアイテムです。
料理を始める前に、汚す道具を最小限にするクセをつける。これだけで、作る・食べる・片づけるまでの流れがスムーズになります。
料理は上手になるより、やることを減らす

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料理をラクにこなす人は、特別に料理が得意な人ばかりではありません。毎日の負担を減らすために、考える回数や洗い物を減らす仕組みを作っています。
献立を曜日でゆるく決める。まとめて献立を考える。ポリ袋やクッキングシートを使って洗い物を減らす。どれも難しいテクニックではありません。
料理は、頑張るほどラクになるとは限りません。
手際をよくする前に、やることを減らす。まずは一つ取り入れるだけでも、毎日のごはん作りは軽くなります。