1.「やりたい!」と言われたときのために、普段から小さく貯める

子どもの「やりたい!」は、いつやってくるか分かりません。
「このスポーツをやってみたい」「この大会に出てみたい」「友達と一緒にイベントに行きたい」など、成長するにつれて興味を持つものも変わっていきます。
そこで筆者が実践しているのが、普段から「子どものやりたいこと用のお金」を少しずつ貯めておくこと。
毎月の家計から一定額を先取りして、子ども関連の出費に使えるお金として別に確保しています。
金額は無理なく続けられる範囲でOKなのですが、例えば毎月3000円なら1年間で3万6000円になります。
ポイントは、教育費とは別にしておくことです。
教育費は将来の進学などに備えるお金ですが、「やりたいこと用」は、今しかできない経験や挑戦のためのお金として考えています。
使わなかった月があれば、そのまま翌月へ繰り越し。少しずつ積み上げておけば、いざ「やってみたい!」と言われたときにも、家計から突然大きなお金を出さずに済みます。
2.子ども費は「月」ではなく「年」で予算を考える

子どもにかかるお金は、毎月一定とは限りません。
例えば、習い事の月謝は毎月かかりますが、スポーツをしていると大会参加費や遠征費、ユニフォーム、シューズなど、数カ月に一度まとまった出費が発生することもあります。
そこで、子どもにかかるお金は「1カ月」ではなく「1年間」で考えるようにしています。
まず、月謝や教材費など毎月かかるものを12カ月分書き出します。さらに、大会や遠征、進級時の費用、用品の買い替えなど、年間で発生しそうな出費もリストアップ。
特にスポーツや習い事は、始めたあとに「こんなにお金がかかるとは思わなかった」となりやすいもの。年間でどれくらいかかるのかを先に把握しておくことで、家計の中で優先順位をつけやすくなります。
「今いくら必要?」ではなく、「今年はいくら必要?」と考えるのがポイントです。
3.家計に「予備費」を作って、突然の出費に備える

「学校で急に必要なものが出てきた」「部活で用品を購入することになった」「子どもが新しいことに挑戦したいと言い出した」など、予定外の支出は突然やってきます。
そんなときに貯金を崩さなくてもいいように、家計の中に毎月の生活費とは別に管理する「予備費」を用意しています。
余裕のある月に少しずつ積み立てておき、予定していなかった出費が出たときに使います。
大会や遠征など、あらかじめ分かっている出費は子ども費として計画的に準備し、急に必要になったものは予備費から出すようにしています。
こうしておくと、予定外の出費があっても「今月の食費を削らなくちゃ」「貯金を取り崩さなくちゃ」と慌てることが少なくなります。
子どもの「やりたい!」を応援できる家計をつくろう

子どもの「やりたい!」を応援するために、大きなお金を一度に準備する必要はありません。
実践しているのは、毎月少額を「やりたいこと用」として貯めること、子ども費を月単位ではなく年間で考えること、そして予測できない出費に備えて予備費を用意しておくこと。この3つです。
特に意識しているのは、「子どもにお金がかかってから考える」のではなく、「かかる前に少しずつ準備しておく」ということ。
もちろん、家計には限りがあるため、子どもの希望をすべて叶えなくてはいけないわけではありません。でも、普段から準備しておけば、「やりたい!」と言われたときに、家計を理由にすぐ諦めるのではなく、「どうしたらできるかな?」と親子で考える余裕が生まれます。
節約は、何でも我慢することではありません。使いたいところに気持ちよくお金を使えるよう、普段から準備しておくことも家計管理の大切なポイント。
まずは毎月1000円など、無理なく続けられる金額から「やりたいこと貯金」を始めてみるのがおすすめです。
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