その使い方で大丈夫?間違えやすい日本語「おもむろに」の本当の意味とは

その使い方で大丈夫?間違えやすい日本語「おもむろに」の本当の意味とは

意味を間違えやすい日本語の言葉について、国語科教員免許を持つサンキュ!STYLEライターのdanngoさんが解説します。

みなさんは、いつも使っている日本語の意味を正しく理解できていますか?よく意味を調べないまま使っていると、とんでもない勘違いをしているかもしれません。たくさんの人が意味を間違えている言葉が、実はいろいろあるのです。

意味を間違えやすい日本語の言葉について、国語科教員免許を持つサンキュ!STYLEライターのdanngoさんが解説します。

「おもむろに」の使い方、どちらが正しい?

今回は、「おもむろに」という言葉の使い方について考えてみましょう。次の2つの例のうち、どちらが正しい使い方だと思いますか?

A.けたたましい目覚ましの音に驚いた彼は、おもむろにベッドからとび起きた。
B.差し込む光で朝だと気づいた彼は、眠い目をこすりながらおもむろに体を起こした。

正解は……

答えはBでした!

「おもむろに」は「しずかに」「ゆるやかに」「ゆっくりと」といった意味で、落ち着いて行動する様子をさす言葉です。漢字では、「徐に」と書きます。

「不意に」や「突然に」という意味で使われていることもありますが、それは誤用です。誤用される理由は定かではありませんが、「おもいきり」「おもいきって」という言葉と語感が似ているため、間違って使われているのかな? ……と筆者は考えています。

いかがでしたか?正しい意味で使えていたでしょうか。世代間で理解度に差があることも多いので、年の離れた人に手紙を書く時などは特に気をつけたいところです。

とはいえ、長い歴史の中で言葉の意味が少しずつ変わっていくのは自然なこと。勘違いされている意味も、「最近では」「俗に」という言葉を添えて辞書で紹介されることが増えてきています。

正しい意味をふまえたうえで、間違った意味も受け入れていく柔軟さがあってもいいかもしれませんね。

◆記事を書いたのは・・・サンキュ!STYLEライターdanngo
国語科教員免許と漢検準一級を持つ、アラフォーの専業主婦。二児の母で、子育て関連の記事を書くのが得意です。本を読むのが大好きですが、一度読み始めると家事がおろそかになってしまうのが悩み。子どもの遊び相手をすると本気になりすぎて怒られ、家事は手抜きになる一方です。甘いもの、日本の古いものをこよなく愛しています。

■執筆/danngo…サンキュ!STYLEライター。国語科教員免許と漢検準一級を持つ、アラフィフの専業主婦。甘いもの、日本の古いものをこよなく愛する二児の母。SDGsに関心はあるが、丁寧な暮らしは苦手。ズボラエコ主婦を名乗り、家事を手抜きしながら地球に優しくできる方法を模索している。

編集/サンキュ!編集部

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