家にある防災グッズを「棚卸し」してみる

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懐中電灯やモバイルバッテリー、携帯ラジオ。すでに家にあるという方も多いのではないでしょうか。まずは一度すべて出してみることから始めましょう。
電池切れや動作不良、期限切れがないかをひとつずつ確認するだけで、安心感がぐっと変わるはずです。内閣府「防災に関する世論調査(令和7年8月調査)」では、懐中電灯や足元灯を準備していると答えた人は51.3%で、前回調査より2.9ポイントほど下がっているそうです。
備えているつもりでも、実は準備が薄れてきているケースは珍しくありません。買い足すのは「本当に足りないもの」だけに絞れば、出費も最小限で済みますよ。
食品備蓄は「ローリングストック」でムダなく続ける
非常食を特別に買い込まなくても大丈夫。普段使っている缶詰やレトルト食品、乾麺などを少し多めに買い、食べたら買い足す。この「ローリングストック」という方法なら、無理なく備蓄を続けられます。
農林水産省によると、飲料水・食料ともに最低3日分〜1週間分×人数分の備蓄が望ましいといわれています。家族の人数に合わせて、少しずつ買い足していくとよいでしょう。賞味期限が近いものから普段の食事に取り入れれば、食品ロスの防止にもつながります。
特別な準備というより、日々の買い物の延長として続けられるのが、この方法の魅力ではないでしょうか。
停電・断水に備える、身近なアイテムの活用術
停電時に困りやすいのが「灯り」と「暑さ対策」。保冷剤やうちわ、キャンプ用品など、家にあるもので十分代用できます。
- 停電対策:冷蔵庫の中身を守る
冷蔵庫の中身を守りたいときは、保冷剤や凍らせたペットボトルが活躍。短時間の停電なら、食材の傷みをある程度防げます。
- 断水対策:忘れがちな「トイレ」の備え
一方、断水時に忘れがちなのがトイレの問題です。水や食料よりも、我慢できないのはトイレという方も多いのではないでしょうか。断水が長引けば水洗トイレが使えなくなることも珍しくないため、早めの備えが安心につながります。
お風呂の残り湯をトイレなどに活用する際は、地震で排水管が壊れていないか確認してからにしましょう。安全を確かめたうえで生活用水として溜めておく習慣をつけておくと安心です。
家族で防災会議!役割分担と避難ルートの確認

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グッズをそろえるだけが備えではありません。「誰が何を持って、どこへ避難するか」を家族で話し合っておくことも、大切な準備のひとつです。
お金をかけずにできる対策として、避難場所までの道のりを実際に歩いてみる、家族間の連絡方法をあらかじめ決めておく、といった行動も効果的。地図アプリを使えば、費用をかけずに避難経路を確認できます。
話し合いの時間そのものが、家族の安心材料になっていくはずです。
「もしも」の出費に備える家計の備えも忘れずに
災害時は、想定外の出費が発生しがちです。修理費や交通費、宿泊費など、平常時には想定していない支出が急に必要になることも珍しくありません。
防災グッズだけでなく、いざというときのために使える予備費を、家計の中に少しずつ確保しておきたいところ。毎月数千円でも構わないので、専用の口座に分けておくと管理しやすくなります。
無理のない範囲で「防災貯金」を意識してみましょう。備えがあるという事実が、心の余裕にもつながっていきます。
モノより点検。お金をかけずに家族の安心をアップデートしよう
防災対策は、特別なものを買いそろえることだけが正解ではありません。今あるものを点検し、家族で話し合いながら少しずつ備えを積み重ねれば、いざというときの安心感は大きく変わります。この機会に、無理なくできることから始めてみてください。
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