新型「日産リーフ」ってどんなクルマ?

今回試乗したのは、新型「日産リーフ」。100%電気で走るEV(電気自動車)です。
2010年の初代リーフ発売から15年。積み重ねてきたノウハウを最大限に活かして開発されたのが、今回の新型モデル。性能もデザインも大きく進化しています。
おもな進化ポイントは、
・日産EVで最長クラスの航続距離(途中で充電せずに、東京タワーから大阪の通天閣間=約500kmを走行可能※1)
・運転をサポートする先進運転支援機能がさらに充実
・大人4人がゆったり過ごせる広々とした室内空間※2…など。
日々の買い物や子どもの送迎はもちろん、高速道路を使った長距離のお出かけまで、幅広いシーンを安心して任せられる1台です。
※1:一充電あたりの走行距離は、グレードやバッテリー容量などによって異なります ※2:乗車定員は5名

高速での「ハンズオフドライブ」が可能に※。(※メーカーオプション)
ココに惹かれた!ポイント3選
1. ガソリン車のストレスを手放せる

スイッチタイプの「電制シフト」も分かりやすい!
試乗でいちばん感動したのが、静かさ。発進するときも走行中も、エンジン音がしないので車内が驚くほど静かなんです。
ふだんガソリン車を運転しているときは、後部座席の子どもたちとの会話が地味にストレス。「え?何?」と何度も聞き返したり、声を張り上げたり。しまいには娘に「もういいや」と言われてしまったことも…。BGMの音量も、前と後ろでちょうどいいバランスを探すのが難しく、悩みのタネでした。
それが日産リーフなら、声を張らずに後部座席とやり取りができるし、どの席にも心地いい音量で音楽が届きます。リビングにいるのと近い感覚でコミュニケーションが取れるからノーストレス。
ほかにも、早朝や夜の出し入れも音を気にしすぎなくていい。子どもの習い事の待ち時間に、エアコンをつけたまま車内で気兼ねなく過ごせるなど、助かるシーンがたくさんありそう。
揺れが少なく、スーッと走るのも新感覚でした。揺れも仕方のないものだと思っていただけに、その違いにビックリ。特に長時間乗る際は、降りた後の疲れ具合が変わってくるはず。車酔いしやすいお子さんにとっても、やさしい環境ですよね。
くわえて、ガソリン臭や排気ガスのニオイがなく、車内の空気がクリーンだったのも印象的。特有のニオイが苦手で、長距離の車移動は避けている長女も、EVなら大丈夫かもしれません。
音・振動・独特のニオイといった、これまで当たり前だった要素が、日産リーフに乗ってみて初めて、けっこうなストレスだったことを実感しました。
「クルマに乗るとなんとなく疲れる」そんなモヤモヤがぐっと軽くなりそうです。
2. 車内時間がほっとするひとときに!日々の暮らしに寄り添うこだわりのデザイン

運転席まわりのパネルに凹凸がなくすっきり。助手席の足元もフラットで広々としています。
日産の方のお話で印象に残ったのが、デザインへのこだわりです。
たとえば、コンパクトなルックスなのに、車内は想像以上に広々。EVはガソリン車と設計が違うため、車内空間を広く取りやすいそうですが、そのゆったり感をより高めているのがデザインの工夫。
操作パネルなどを横長に設計することで、左右への広がりを演出。実際のサイズ以上に開放的に感じられるようになっているのだとか。
また、日産リーフは、エアコンユニットをボンネット側に配置しているので、足元の出っ張りが少ないのも快適ポイント。特に助手席の足元は劇的にすっきりしていて、身長167cmの著者でもまったく窮屈さを感じませんでした。
調光パノラミックガラスルーフ※で、頭上の開放感も格別です。
スイッチでガラスの透け具合を調整できる仕組みだけでも驚きなのに、晴れた日には車内に「LEAF」ロゴの影が映る仕掛けまで…!光が差し込む角度によって、季節や時間帯ごとに違った見え方が楽しめるのだそう。さりげない「移ろい」までがデザインの一部だなんて、なんとも粋ですよね。

「LEAF」ロゴがアクセントのガラスルーフ。晴れの日はいっそうテンションが上がるはず。
さらに、運転席まわりの液晶画面の背景色も、時間帯に合わせて変化。朝焼けのような明るさから、夜は落ち着いた暖色系へとトーンを変え、時間の流れを感じさせてくれます。
子どもの送り迎えや買い出しなど、「誰かのための移動」が多い毎日の中でも、こまやかなデザインの力で、ココロがほころぶ瞬間が生まれそうです。

遊び心はこんなところにも!あちこちに「ニッサン」を表す、縦2本・横3本の「Ⅱ三」モチーフが。子どもと一緒に「隠れⅡ三」探しで盛り上がれそう。
※「調光パノラミックガラスルーフ」はメーカーオプション
3. クルマそのものが備えになる!災害時には電源に

車内にも2つの100Vコンセントが(合計1500W)※。(※メーカーオプション)
電気で走るEVは、いわば「動く巨大なバッテリー」。クルマにためた電気を取り出して、ほかの用途に使うことができるんです。これはEVならではの新しい価値ですよね。
日産リーフの場合、外側の充電口から最大1500Wの給電が可能。たとえば停電時に、クルマからコードを伸ばして電気ケトルやホットプレートを使う、なんていうことができちゃいます。
さらに、自宅にV2H(Vehicle to Home)システムを設置すれば、クルマから自宅へ電気を供給できるように。停電時でも、照明や冷蔵庫、エアコンといった家の電気がいつも通り使えるのは、とっても心強いですよね。しかも、4人家族で約5〜6日分の電力をまかなえるほどの大容量※なのだそう。
防災リュックや備蓄食など、いろいろと備えてきた著者にとっても、「クルマがそのまま予備バッテリーになる」という発想は目からウロコ。
いつものクルマが、もしもの時は暮らしを支えてくれる。そんな走る以外の頼もしさも見逃せないポイントです。
※B7グレードの場合/1日12kWh使うことを想定
「移動のための道具」以上!暮らし全体を底上げする存在に
買い出しや子どもの送り迎え、週末のお出かけで日常的に運転はするものの、これまでは著者にとって、クルマ=「移動のための道具」でした。
けれど、新型「日産リーフ」は、車内で過ごす時間が、単なる移動から癒しを感じられる時間に。それだけでなく、非常時は最強の予備バッテリーに。クルマの枠を超えて、暮らし全体を底上げしてくれる可能性を感じます。
今回の試乗でEVのイメージはもちろん、クルマへの価値観まで変わるきっかけになりました。
ここ数年、リアルに買い替えを検討しているわが家。帰宅後、夫に今回の体験を熱く語ったところ、一気に前のめりに。次の一台に、日産リーフが有力な候補になるかもしれません。
提供/日産自動車株式会社