子どもが普通に育つのは当たり前だと思っていた。でも、そうじゃなかった

「子どもができたら、毎日家で『お帰り』と言ってあげたい」。そう思っていた中島さんは、長男出産後、仕事を辞めて専業主婦に。その後長女を出産。途中、夫の単身赴任などで大変なこともありましたが、楽しみながら専業主婦生活を送っていたといいます。
そんな折、第3子となる二女を出産。上の子たちと同じように、当たり前に育つのかと思いきや、出産後すぐにNICU(新生児集中治療室)へ。「今どういう状況なのか、いつ退院できるのか、病名すらもわからない。一体どういうことなの?と思っていました」と中島さん。とはいえ、まだ小さい上2人の世話と、二女の病院へ毎日通う日々はただただいそがしく、悲観している暇はまったくなかったとか。そして二女が退院できたのは、生後5カ月目のことでした。
病児がいても自分の夢をあきらめない、いつも明るいママでいたい

二女が退院して、家族水入らずの生活が始まり、うれしかった半面、不安も募ったとか。「生まれつき呼吸器が弱く、高度治療が必要と言われた二女にとって風邪などのウイルスは大敵。『少しでも体調が悪くなったら即入院です』『風邪にかかりやすいから人込みには行かないように』などと病院で言われたこともあって、退院後は二女を連れての外出は怖くてしばらくできませんでした」。

でも、子どもと2人、ずっと家にいるとだんだん視野が狭くなり、「この子のために」と一点集中になってしまう。そう思った中島さんは、家の前の道、近所の公園と少しずつ行動範囲を広げていき、「ここまでなら大丈夫」というポイントを見つけていきます。さらに思い切って、『サンキュ!』の読モオーディションにも応募し、合格。「同世代で頑張っている読モブロガーさんと話をすると、私ももっと前向きにやりたいことをやっていいんだ、と思えるようになりました」。
現在は、この春から二女が保育園に入園できるように市役所に書類を申請中。「前例がないから」という理由でなかなか受け入れ先が見つからないそうですが「あきらめません」と中島さん。「病児がいると、今後症状がどう変化するかがわからず、様子をみるしかないときが多々あります。だからといって、受け身の姿勢で待つのは時間がもったいない気がして。私自身もいつかコスメ関連の仕事ができる日が来るかもしれない。そのときのためにも万全の準備をしておこうと思っています」。
「やれることはまずやってみよう」と美と健康について学び、発信しています
病気の子どもがいると、家にこもりがち。だからこそ逆に積極的に外に出る。好きなコスメやアロマ関連の資格を取る、そんな中島さんの〝前向き”の秘訣を聞きました。
興味がある化粧品やアロマの知識を深めハーバリウムにも挑戦

育児の合間に勉強をして、コスメコンシェルジュの資格を取得。「元々大好きな分野だったので、楽しみながら勉強できました。コスメは日々進歩しているから、新商品チェックも欠かせません」。

「赤ちゃんのために」とベビーマッサージの資格を取得。アロマへの興味もあり、並行してアロマテラピー認定講師の資格も取得。
読モブロガーの活動からたくさんの刺激をもらっています

『サンキュ!』の撮影ではヘア・メイクさんにメイクしてもらったり、スタイリストさんが用意してくれた服を着たり、楽しい刺激がいっぱい。「撮影現場に子連れで行けると、安心して参加できます」。
コスメコンシェルジュになるには
コスメコンシェルジュとは、あらゆる肌の悩みに対して最適な化粧品を選び出せるプロフェッショナル。コスメコンシェルジュになるには、日本化粧品検定1級合格後、主催団体である日本化粧品検定協会へ入会。その後、資格申請を行い、所定の認定プログラムを受講することによって資格認定され、認定証が発行される。コスメコンシェルジュになると、あらゆる化粧品の全成分表示を読む力が身につくとともに、美容の最新情報が手に入り、美容業界等の各種企業からの求人情報をもらうこともできる。「コスメだけじゃなく、歯や髪の健康についてなど、幅広い知識を得ることもできますよ」と中島さん。
参照:『サンキュ!』3月号「挑戦するわたし」より。掲載している情報は19年1月現在のものです。
撮影/キムアルム 構成・文/宇野津暢子