元日用品メーカー勤務がこっそり教える「プライベートブランド商品」の裏側

元日用品メーカー勤務がこっそり教える「プライベートブランド商品」の裏側

PB商品は価格の安さだけでなくパッケージデザインも洗練されたものが多く、手に取りやすくなっていますよね。そんなPB商品について日用品メーカーの商品開発部に5年間勤務、大手スーパーPB品の開発にも携わったことのある私が「PB商品の裏側」をちょっとだけご紹介します。

販売元と製造元は違うケースがほとんど

PB商品は価格の安さだけでなくパッケージデザインも洗練されたものが多く、手に取りやすくなっていますよね。

今回は、シンプルな節約・コンパクトな暮らしを心がけた結果、年340万円貯蓄を達成したちぃこさんに「PB商品の裏側」を教えてもらいました。

PB商品といっても販売元であるスーパーやドラッグストアなどが商品を製造しているわけではありません。

製造するには工場の製造ラインを持たないといけませんし、原材料の調達も必要です。その他にもパッケージデザインの作成や表記チェック、他社特許に抵触していないかの確認など商品一つを作るには莫大なコストがかかります。そのため、販売元は製造を外注した方がコストを抑えることができるのです。

製造元であるメーカーとしてもPB商品を作ることで、販売元の商品陳列棚に自社ブランドの商品を置いてもらえるなどのメリットがあります。

大手メーカーが製造を担当していることもある

商品パッケージ裏面をチェックしてみて欲しいのですが、PB商品には製造元が大手メーカーの場合があります。特に食品はその傾向が高いように思います。

そのため、オリジナルブランド商品と同じ素材や原材料を使ってPB商品を作っていることが多いです。

PB商品専用の素材や原材料を調達している場合もあるので絶対そうだとは断言できませんが、可能性としては高いです。

商品の構造や性能はオリジナルブランドよりは劣りますが、高品質の原材料で製造されていることが多いためPB商品はお得であるといえます。

メーカー側からみるとPB商品は儲からない

正直、製造側のメーカーとしてはPB商品の利益率は低いため儲かりません。

それでもPB商品を製造している理由は、先述したような「棚の占有率アップ」だったり「販売元との付き合い」によるものだったりします。

私も普段の生活ではPB商品メインに買い物をしているので、製造元には頭が上がらない限りです。

なのでPB商品を使ってみて気に入った商品は予算に余裕がある時だったり、やりくりを頑張ったご褒美としてPB商品ではなくオリジナルブランド商品を買うようにしています。

株式投資をしている方なら株を買うことで、製造元を応援することができます。

PB商品とオリジナルブランド商品、どちらかに偏るのではなく経済を回す意味でも家計の状況を見て上手く付き合っていこうと思っています。

皆さんもぜひ家計の許す範囲内で構わないので、製造メーカーを応援しましょう!

■執筆/ちぃこ…シンプルな節約・コンパクトな暮らしを心がけた結果、年340万円貯蓄を達成した節約主婦。日商簿記検定3級保持。

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編集/サンキュ!編集部

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