足元は冷えてるけど、それ以外は?

頬は赤いし、顔はほてる、上半身は温かいのに手足は冷たいということはないですか?じつはそれ、「冷えのぼせ」です。
お湯や空気と同じで体内でも「熱」は上に「冷え」は下に移動しやすい性質があります。ですが、さまざまな理由で熱を巡らせる力が弱くなると、体の下部や隅々に熱を送れなくなって上半身がほてりやすくなります。
大半のかたは、体全体を温める熱量は足りています。熱が体の下まで巡らないから頭が熱っぽくなっているので、がんばって温活すると、余計にのぼせやほてりがひどくなるという現象がおこります。ひどくなると、イライラ感や怒りっぽくなったなど心の変化がおこることもあるんです。
冷えのぼせには、いろいろなタイプがある
熱を巡らせる力が弱くなる「冷えのぼせ」にはいろいろな原因がありますので、原因に合わせた対処をしましょう。
~暖房で症状が強くなる~
【血行不良タイプ】
体でもっとも熱をつくるのは筋肉。筋肉の少ない女性に冷え性が多いです。
下半身の筋肉量が少ないと冷えやすく、巡りが悪くなります。ハードな筋トレでなくてもいいので、手足の筋肉を動かす運動を行いましょう。こまめに水分をとることや玉ねぎ、青魚など血流をよくする食材をとることもオススメ。
~ストレスで症状が強くなる~
【氣のめぐり不良タイプ】
ストレスで氣(エネルギー)の巡りが停滞して頭に「熱」が上昇し、ほてりやのぼせの症状につながります。
五臓の肝のケアが大切。肝の熱を取り香りのいいミント、春菊、そば、ジャスミン、金針菜、柑橘類がオススメです。ストレスケアもしましょう。
~疲れると症状が強くなる~
【胃腸お疲れタイプ】
胃腸の働きが弱くなると、体内の氣血が不足して「冷え」と「めぐり悪化」を招きます。食事中は背筋を伸ばしてよく噛みましょう。胃に力を与える、イモかぼちゃ、キノコ類などがオススメ。休憩&ストレスケアも大切です。
~年齢を重ねるとおきやすい~
【腎お疲れタイプ】
年齢を重ねて五臓の腎が弱ると「余分な熱を冷ます力」と「熱を巡らせる力」が弱り「冷え」と「のぼせ」が出やすくなります。
下半身、とくに腰を冷やさない。また、同一姿勢を避けるようにしましょう。海藻類や黒豆、黒ゴマ、黒きくらげなどがオススメです。
どのタイプにも共通したケア

「熱」を巡らせるにはエネルギーが必要です。エネルギー不足にならないために
・寝る・休む
・過不足なく食べる
・ストレスケア
・深い呼吸
・冷やさない
・湯船につかる
・適度な運動
よく言われていることですが、体力を維持するために、また、心身のコンディションを整えるためにも効果的です。
暖かい春がすぎると、今年も厳しい暑さが予想される夏がやってきます。間違いケアで気力、体力を落とすことのないように、自分に合ったケアをして元気にすごしましょう。