4月はストレスが溜まりやすい?

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春は、異動や転勤、子どもの進学、新しい人間関係など、環境の変化が一気に押し寄せる季節。自分では気づかないうちに気を張りつめてストレスが溜まりやすい状態になります。すると体は休むタイミングを失い、自律神経のバランスが崩れてしまうことも。
さらに、寒暖差も大きいのが春の特徴。朝晩は冷え、日中は暖かい。この気温差に対応しようとして、体は常にフル稼働です。その結果、「理由ははっきりしないけれどだるい」という状態が起こりやすくなります。
つまり4月のだるさは、「怠け」ではなく「体と心のがんばりすぎ」のサイン。まずはそう理解することが、回復への第一歩です。
まずは呼吸から整える!1分でできるリセット法

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ストレスと関連深い自律神経を整えるうえで、もっとも簡単で効果的なのが呼吸です。特別な道具も場所も必要ありません。
おすすめは「4秒吸って、8秒吐く」ゆっくり呼吸。
鼻から4秒かけて息を吸い、口から8秒かけて細く長く吐きます。
ポイントは「吐くほうを長めにする」こと。吐く時間を意識的に長くすると、副交感神経が働きやすくなります。
これを5回ほど繰り返すだけで、胸の緊張がやわらぎ、頭の重さが軽くなるのを感じる人も少なくありません。仕事の合間、家事の途中、寝る前の布団の中でもできます。
もうひとつおすすめなのが、「お腹に手を当てて呼吸する」方法。
両手を下腹部にそっと置き、そこがふくらむのを感じながら呼吸します。体に触れることで安心感が生まれ、緊張がゆるみやすくなります。
忙しいときほど、呼吸は浅く速くなりがちです。だるさを感じたら、「まず息を吐く」。この習慣だけでも、春の不調は変わっていきます。
難しいツボはいらない!やさしいマッサージで巡りを促す

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ストレスやだるさの背景には、巡りの低下もあります。ケアは継続することで効果が出やすくなります。毎日続けられる簡単なケアをお伝えしますね。
まず、「鎖骨の下をさする」方法。鎖骨の下を指の腹でやさしくなでるようにさすります。ここはリンパが集まりやすい部分。軽くほぐすだけで、上半身の重だるさが和らぎます。
もうひとつおすすめなのが、胸の中央をやさしくさするケアです。
鎖骨の中央から胸の真ん中に向かって、手のひらでなで下ろすようにゆっくりさすります。
胸の中央には「膻中(だんちゅう)」というツボがあり、ここは気持ちの緊張や不安と関わりが深いとされている場所。環境の変化で知らず知らずのうちに胸がこわばっている人は少なくありません。強く押す必要はなく、呼吸に合わせてゆっくり下へ流すように触れるだけでじゅうぶんです。
息を吐きながら胸をなで下ろすと、胸の奥のつかえがすっとほどける感覚が出やすくなります。「ため息が増えた」と感じるときこそ、試してみてください。
春を軽やかに過ごす土台を作ろう
4月のストレスやだるさは、体と心が環境に適応しようとがんばっている証拠。だからこそ、無理に気合いで乗り切ろうとせず、呼吸とやさしいマッサージで整える時間を持ちましょう。
小さなセルフケアの積み重ねが、心を安定させ、春を軽やかに過ごす土台になります。
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