そもそもなぜ投資が必要なの?
銀行預金だけでは老後暮らせないから、今こそ投資を始めないとヤバイ!

「ズバリ、それは将来の老後資金を少しでも殖やすため。将来受け取れる年金だけでは老後の暮らしを支え切れないので、現役時代から早めに備えておく必要があります。でも、超低金利時代の今、銀行の利息はアテにならないから、ただ預けっ放しにしておいても元本が大きく殖えることはありません。少しでも蓄えを殖やすためには投資しかないんです!投資といっても、ギャンブル的に一獲千金を狙うのではなく、定期預金のように毎月積み立てする『投資信託』でじっくり運用するのがポイントです」。
- 1 収入は増えないのに、お金はかかるから
日本人の平均所得はこの30年間ほぼ横ばいで、収入が増えていないのが現状。さらに、社会保険料の増額、水道・光熱費の値上がりなどで家計への負担は重くなるばかり。「そんな状況の中で、頑張ってやりくりして貯蓄するのだから、少しでも殖やしたいですよね。だからこそ、”守り”の預貯金だけでなく、”攻め”の貯蓄である投資を併用していくことが大切です」。
- 2 銀行に預けていても、利息はほとんどないから

今、大手銀行の預金金利の平均は、普通預金が0.001%、定期預金が0.002%(21年12月時点)。「銀行に預けていてもお金が殖えないどころか、ATMでの時間外の入出金に手数料がかかり、通帳を作るにもお金がかかるなど、銀行を利用するほど損をしてしまう時代です。”銀行の預貯金が一番安心”という価値観から抜け出し、投資を併用していかないと老後の備えが不足してしまう可能性も!」。
- 3 同じお金の額でも、未来の資産価値が変わるから
コロナ禍などの影響で、さまざまな物の値上がりが気になる今。「現況に限らず、10年前、20年前と比べても物価は少しずつ上昇しています。現在100円で買える物が10年後も100円で買えるとは限りません。現金(預貯金)を寝かせておくだけだと資産価値がどんどん目減りしていくことに。一方、投資で購入する債券や株は物価と連動するので、資産価値が下がる可能性は低くなります」。
物価上昇の一例/小麦粉の全国平均価格※2
※2 総務省統計局の小売物価統計調査(2022年7月22日発表資料)より。

生活防衛費+教育費を確保したうえで、投資に回そう!
「投資は必要なことですが、今貯蓄がほとんどない人がいきなり投資を始めるのはNG!まずは毎月のやりくり費と、もし働けなくなったときのための『生活防衛費』を合わせ、最低でも手取り月収の7.5カ月分を貯めることを優先して。さらに、目先にすぐ必要な教育費などの貯蓄をキープし、余った分を投資に回すのがベストです。余剰金がない場合は、ムダな支出がないか家計を見直して予算を捻出しましょう」。
*この特集で紹介している情報は、22年7月27日現在のものです。投資には元本保証はありません。損失のリスクも検討し、自己責任のうえで行ってください。